梅香のいざない (2) 城内花苑・2

ともすれば塞ぎ込みがちな世の中、かといって密集地に滞在するのもねぇ。そんな中、アレとは無関係な健康上の理由によって、昨日ちょっと勢いで買い物。ついでに寄った場所も含めて人口密度めっちゃ低かった。梅田だけ常に混んでるのが最大の問題。
なわけで先月上旬の梅見会、大阪城の巻後編。

梅林内で一大勢力を築いていたのは、あの有名な品種。枝振りの大きな木が売店前にあった。

南高。いうまでもなく、梅干しの大定番・南高梅の実のなる木。ちなみに本数の多さでは3位で、トップは標本木と同じ白加賀、次いで緑萼。ただ「梅の品種」としてのメジャー度はこれが頭ひとつ抜けてるね。

売店でお茶を買ってひと息ついたら、散策再開。

当然ながら品種によって開花状況はさまざま。まるっきり咲いていない遅咲きタイプはさておき、満開でないものは大きく開いた花とつぼみが隣り合う。咲きかけの花も丸っこくてかわいい。

数は少ないながら、枝垂れ品種もちらほら。桜とはまた違う味わいがある。

こうして多数の品種を見比べると、花びらと萼や枝の色調は、ある程度似たものになるようだ。白い花の枝は灰色みが強く、黄色がかったピンクなら枝も黄色寄り、などなど。

入口で解説されていたものを含め、普段あまりお目にかからないタイプの品種を見つけた。

1つの花に異なる色の花びらがついている。その特徴から名がついたのであろう「思いのまま」。この咲き方が顕著な例で、こうならずとも枝ごとに紅白が異なったりするらしい。

花びらがほとんどない「てっけん」。早咲きで散ったのかと思いきや、退化した結果なので正常な姿。このあと花びらがさっさと落ちて茶筅状になるそうな。

梅といえば、昨春話題となった令和の由来。梅林内はいくつもの小道が引かれており、歩いてない道沿いではそれにちなんだエリアもあったようだ。言われてみれば、改元してから梅が咲くのは初めてやったもんな。

その後、いかにも梅の典型的イメージらしく丸みのある花や、

いかにも重厚で華やかな花などを鑑賞して、小一時間の梅見を終えた。

北へ抜けて帰ろうと歩いていたら、外堀へ抜ける門の前で思わぬ出会い。

鷹を連れたおっちゃん(撮影許可済)。カメラを意識してか、羽を広げるように促してくれたあたり、城の常連さんかも。

そのまま天満橋まで歩いて帰宅の途についた。
ちなみに、京阪ビューポイント(?)のたもとに建つ日経のビルは、まもなく姿を消す。本社は数年前に北浜方面へ移転、残っていた印刷部門も郊外へ移り、ここは来年にかけて解体されるとのこと。見慣れた景色が少し変わる。

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