欧羅巴幻想曲 II ヴェネツィア、水の都 (31) Approdi San Stae

消費税がもうじき上がる話を、各方面で予告される内容から実感中。大きい買い物は当面ないとしても、電車の運賃、振込手数料、サーバ代、などなど細かく影響が。でもやっぱりイートインを使いにくくなるのが地味に残念。家で食べろってことすね。
さてヴェネツィア最終日、時間いっぱいまで堪能中。

思いつくまま気の向くまま、ぶらぶらと進む。最終的に大運河沿いまで出れば駅には帰れるやろ。

このあたりでも他エリアと同様、窓際に花を飾る家が多い。にしても、日本ではありえないような鉢の置き方、どうしても観ていてひやひやする。ちょっとした拍子に降ってきそう感あるやん。地震の多いとこでなけりゃ、あの程度の固定で大丈夫なんだろうけど。

少しばかり開けた空間の真ん中に、突然現れる白い壁。てっぺんの十字架が示す通り、教会の一部のようだ。

その先には、ヴェネツィアあるある風景としてだいぶ見慣れてきた Sotoportego(建物の1階を通過する抜け道)。教会同様そこらじゅうにある構造物ではあるが、ここは入っていくと出口付近がめっちゃ狭くて驚いた。身体の両側に手を出してもたいして広げられないレベル。

右折左折を繰り返し、結果として小さな Campo をたどるような経路で歩いていく。教会より Campo の方が多いかもしれないな。

似たような路地に似たような建物が並び、似たような窓が続く。時代の近い建物がこの狭い島に集まっているからこそ、街並みまるごと世界遺産であるかのような扱いを受けているのだろうし。

気づかぬうちにまたサンタ・クローチェ地区に戻っていた。地図で観る以上に水路が多く、さすがの Google 先生でも見落としているような細いものもある。

窓の外にロープを張って、はためく洗濯物。美観第一を求められがちな文化的スポットに、生活感が垣間見えるとほっとする、と旦那さん。我々にとっては非日常の世界でも、ここに暮らしている人が確かにいる証。

なんとなく散歩を始めて、およそ30分。路地の奥に、ふねのりばの屋根が見えた。

途中で壁に見つけ、進路の決め手にした黄色い表示は、いちおう合っていたことになるな。あれからだいぶ来たけど。

着いたのは、大運河に向かって建つサン・スタエ教会の前。やっぱりどこを歩いてもすぐ教会に当たるのが当地の仕様。

教会を挟んで今来た道と反対側にもまた水路。橋を渡った建物の先はというと、Sotoportego の別タイプ、外廊下のようにずっと建物の下を通り抜ける道が続いていた。

ふねのりばの名前は例によって教会と同じ。そしてこれも例によって、停まるのは1系統のみ。来るまで待つか。

あー今日もたっぷり乗ってんなぁ2系統。これから週末に向けて、さらに観光客が増えるかな。

よくよく考えると、「大運河とそれに面した建物の前を行く、ヴァポレットが主役の絵」は、そこまできっちり撮れてなかったような気もしてきた。帰る間際になってこういうシチュエーションが出てくるのだから、旅行というものは時間がいくらあっても足りなく思える側面があるよね。

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