欧羅巴円舞曲 II ウィーンの香り (21) Innere Stadt : 4

ふぅ。ちょっとサボってしまいましたが、連休はぼちぼちエンジョイしております。昨日は新機材テストにイベントでランチなど、今日はドライブに出て久々に一眼持つなど。しかし今日は思ったより晴れてて首が焼けてしまった。彼岸までは夏やね。
さて欧州旅は引き続き7日めの旧市街から。

まっすぐ歩いて、再びシュテファン寺院まで戻ってきた。

ここも馬車の定番巡回ルートのようだ。

こっちから観ると工事してないように見えるね。それにしても、今回はあちこちで著名スポットの工事や閉鎖などに出くわした。歴史ある大規模な建造物ほど、いつもどこか修理を必要とするのは世の常か。

ふぅ。歩き疲れたところで、ランチにはちょっと早いので軽くカフェでも寄ってこう。

ちょうど寺院前広場の角に “Aida” という有名店がある。なんとか空席を確保できたので、とりあえず座ってメニューを確認。それぞれ見た目でケーキを選ぶ。ここのお店は淡いピンクがトレードマークで、店員さんの服もメニューの冊子もみなピンク。
しばらくして注文したものが到着。のだが、これがなんともいえない結果に。

見た目、普通にベリー系の甘酸っぱいものに見えるやん? 食べてみたらまあとにかく甘い。そしてクリームのバターが重い。メランジェでは太刀打ちできないストロングさ。残念ながら我が胃袋には合わなかったようで、やむなく残す。
なお旦那さんのは、普通にシトラス系の甘酸っぱいもので無事完食。なんだこの差は。ケーキ選びは難しい。

ケーキとの格闘をあきらめた頃、そろそろ正午。さっきのアンカー時計をもっかい見物に行く。のだが、これまたなんともいえない結果に。

こちら、正午イベントが10分かけて終了した状態。
12時間に一度の仕掛け、いったいどんなからくりが展開するのかと、はりきってコンデジ動画構えてたわけですよ。が、鐘の音の後に始まったのは、数十秒ごとのオルガン曲メドレーに合わせて、12の偉人たちがゆっくりと左から右へ通過していく動作。偉人さんの背後の12のモチーフが動いたりとか、想像してたような細かい演出一切なし。
申し訳ないけど肩透かしを食らってしまった。そごうのからくり時計みたいなのを期待した方が間違いか。

と、若干ぐだぐだ感も出てまいりましたが、気を取り直して次いってみよー。

時計が面しているのは Hoher Markt という、広場と呼ぶにはちょっと狭い空間。ここにバス停があり、例の「電気バス」が経由している。歌劇場前を通る 2A は運休気味だったものの、それ以外の 1A・3A は運行していたので、ちょうど来た 3A に乗ってみた。

車内はそんなに広くないが、限られた室内空間を利用してボックス席も。手すりの多さからして、基本的にはちょい乗りの立ち席を想定しているのだろう。

ほんとに「乗ってみたかっただけ」なので、3区間ほど乗って Börse で下車。
こちらのシーメンス製電気バスはおそらく充電容量の関係上、リング内のごく短距離でしか運用されていない。そしてこのコンパクトな車体。梅田の「うめぐる」と似たようなポジションと考えるのが妥当な気がする。

Börse には何があるのかと思ったら、まさかの証券取引所。そのせいか、リング沿いとしては周辺もややビジネスライクな雰囲気。

墓地行きの71系統はここが出発地だったりする。

リングをぐるっと回るには乗り継ぎが必要。1系統で Schwedenplatz、さらに2系統へ移る。

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