欧羅巴円舞曲 I ブダペストの空 (12) Budavár

また別の年貢(国保)のおしらせが来たんですけどね。なんじゃこらー! 目ん玉が飛び出る素晴らしいお値段。会社でちまちま稼いだ軽く1ヶ月分ちょい吹っ飛びますがな。すでに年金でもだいぶ持ってかれたし。こりゃしばらく節約かなぁ。
まあそんな愚痴はさておき、引き続き欧州旅2日め。

飛びモノに見入るあまり、砦とその周囲の観察がアバウトすぎたので、もうちょっと見ておこう。

上から聖イシュトヴァーン越しに広場方面を望む。石灰石の白さが目を引く。そして相変わらず人が多い。

砦は中央階段を境に南北対称に近い形状をしている。北半分の上階はレストランのテラス。あちらで高級ランチを楽しみながらレース鑑賞をしていた方もおられるようで。だが、それ以上に多かったのは無料部分で自由気ままに腰掛けて観る人たち。これが日本だと警備員に怒られそうなところまで、見物人で溢れかえっている。
レースそのものが人気なのか、単にお祭り好きなのか、それとも観光客が居合わせたのか。内訳は不明だけど、なんにせよ人気の程はうかがえた。

じゃ、ついでにちょっと周囲を散策、と移動しかけたその時。

突然の飛行音にあわてて振り返る。どうやら、レースの合間には空軍やらなんやらのデモンストレーションタイムが用意されていたようだ。

脇を固めているのはレッドブルの飛行チームだろうか。レースでは飛ばない高度で、国会付近を通過。

終わったと思ったらまた飛んできた。その後もしばらく、豪快な音が町中に響く。

いずれにせよ、最後の決勝は別のポイントでの鑑賞も検討しつつあったので、今度こそ移動。

かっこいい下水マンホールはここにも(国会付近とデザイン違うね)。

教会や砦を含むこの一帯は、かつて王宮があった「ブダの丘」。

広場経由で南側へしばらく進む。旗がずらり並ぶ後ろ、右側の建物は政府関係施設だろうと思ったら、まさかの大統領官邸。

どうりで警備がしっかりしてるわけだ。ちょうど衛兵さんが左右の立ち位置を入れ替えるところ。どこの国でも軍の動きはパリッとしていて、観ている方もちょっと背筋が伸びる。

その西側は空き地になっていて、郊外の様子がよく見える。ちなみに、山の頂上にひときわ高いアンテナが立ってるあたりが、さっき行ってきた子供鉄道の Széchenyihegy 側。意外と遠かったのね。

そしてすぐ南側、実はこの先がかつての王宮で、美術館やら博物館やらがあるのだが、今回は時間がないので通過。この付近にまた別の気になるものがあるんで、ちょっと行ってみよう。

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