オトナの修学旅行・なにわ編 (3) 世界の町彩る
24 May 2016
給料日前だからかメイン財布の中身が寂しかったので、サブ財布を出動せずに税込で買い物できるか挑戦。若干の買い控えはありつつも、なんとかクリアできた。今度からわざと少なめに持っといたら節約になるかな。
まあそんなけちくさい話はさておき、連休終盤の大阪話ラスト。
通天閣である。相対的に低くなってもなお、大阪のシンボルであり続けているのはさすが。
8年ほど前に登ったことがあるんで外から観るだけだが、その後復刻された「底」の絵はなかなか味がありますな。
そんなことよりおなかがすいた。でだ。この日のランチはここと決めていた。
これまた大阪観光のテンプレ的存在、串かつだるま。店舗のひとつがちょうど通天閣の足元にあったので、ベタな観光の一環として入ってみる。14時台とあって行列は短めで、20分後には串が目の前に。
お初の人向け9本セット・特選3本セットなどを堪能した。さくっと厚すぎない衣。「二度づけ禁止」などと言わずともソースは一度で充分しみる。ただ、節約するつもりの近場散策だったはずが、いろんなものをおいしくいただいた結果かなり散財してしまったのは秘密。
ふぅ。すっかり満腹になったところで、さらにベタな絵を求めて散歩再開。
求めるもなにも、だいたい通天閣正面(南側)って概ねベタなんすけど。どのビルもすんごいなー。そして正面の通りを少し行って振り返ると、それこそ絵に描いたような景色が広がっている。
あー、ここだ。全国ネットのテレビとかで「大阪のイメージ映像」に使われるそのまんま。あくまでこの近辺で濃縮されてるだけで、大阪全域がこんなんでは全くもってないのだが、きっと他地域の人の脳内はまさにこれ。
いやいや絶対このレベルのコテコテ装飾過多がデフォルトでは断じてないですから。もはやテーマパークの域。
通天閣。づぼらや。ビリケンさん。そして極彩色。感動すら覚えるようなメガ盛り。自分の持ち合わせていないデザインセンスに触れると刺激も大きい。
視覚的にもおなかいっぱい。あとはそのへんをぶらぶら。
新世界というと正直もっとダークな印象もあったのだが、観光地化が進んだのかクリーン作戦的なものがあったのか、ともかく土産物屋や人力車が出る程度には「見て回れる街」になっていたように思う。もちろん路地によってはこの限りではないが。
ついでに新世界市場という商店街も通過してみた。昭和の生活感がぎゅっと詰まった、ある意味貴重な空間。こういう肉屋さんはほんとに近所に欲しい。
最後に大通りを渡って、阪堺さんの様子もちらっとだけ。これはこれでまたそのうち再訪を考えている。
と、そんな感じでこの日はお開き。コンパクトながら濃ゆい行程であった。
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