ありまよいとこ ’16 (3) 小道に遊ぶ

寒っ! えーと、3月入りましたよね。風はとにかく冷たいし、一時的に雪もちらついたみたいだし。やっぱ彼岸まではこうしてちょいちょい寒の戻りがあったりなかったりするのだろう。
さて引き続き有馬温泉歩き、泉源探し(前回参照)の合間に観た町の景色などを。

極楽泉源は、道から建物間をするりと入っていくような位置にあった。要は極楽寺の裏だったので、名称そのまんま。

そしてその隣の建物が銀の湯であることも確認。後で戻ってこよう。

温泉寺に極楽寺と寺がまとまっていることもあって、この界隈を寺田町というようだ。あちこちに魔除け役の鬼瓦が睨みを利かせていたが、ものによってはちょっとユーモラスな表情に見えることも。

炭酸泉源は温泉街の中心部からちょっと離れたところにある。付近には、当地の名産お菓子・炭酸せんべいの老舗らしい三ツ森のお店もあり、雪をトッピングした松や梅が皆の注目を集めていた。
と、ここで旦那さんに電話が。どうやら仕事の話のようだ。その後も状況が進むにつれ断続的に電話を受けたり掛けたり。在宅してたら会社にすっとんでいくんだけどねぇ、と苦笑する旦那さんであった。

次のポイント目指して下っていく。

有馬が位置する北区に限ったことではなく、神戸は全般的に坂の街である。歩きやすい靴が求められるのもわかる。

天神泉源への曲がり角となる四つ辻がこちら。温泉の公式サイトでも道標にされている、赤いポストが目印。ここから金の湯までのルートは、温泉街の代表的な風景として写真で紹介されることも多いようだ。

金の湯前は、さっきの閑静さが嘘のようにごった返していた。それを確認して引き返す。

もちろんショッピングもできるんだけど、この道は雰囲気を味わって歩くだけでも楽しい。

しかし人が増えてきたなー。思った通り、日本語を使わない人たちも常に一定数いる感じ。ちょうどまさに旧正月ビンゴするタイミングだったから、いつもより余計に多かったかもしれない。

あちこちでささやかに積もっていた雪は、徐々に解けつつあった。帰りの道路を心配する必要はなくなったけど、ビジュアル的にはちょっと残念。

電話案件もなんとか一段落ついたところで、坂を戻って銀の湯を堪能した。

金と銀どちらの利用時にシャンプーするかの判断が旦那さんと異なってしまい、こちらで随分待たせてしまったのは御愛嬌。

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