ありまよいとこ ’16 (2) 源泉を巡る

4年に一度のうるう年。といっても、まあふつうに月曜なんすよね。母からのメールによると、母方親族の披露宴から帰ってきたら父方親族の葬式が決まったらしい。冬から春にかけて、いろんなことがあるもんだ。
では引き続き有馬温泉から、当地ならではの名所見物を。

この後入る湯の場所を確認すべく歩いていたら、ふとこんなものが目に止まる。

ほほぅ。どうやら温泉の出どころが複数あり、それぞれ観ることができるようだ。ちょっと行ってみよう。

標識から2分もせず最初に見つけたのは、そこに書いてなかった別のもの。極楽泉源という。金の湯で使っている鉄分多めな「金泉」が出る泉源の大半に、このような形状のものが設置してあるようだ。

続いて、5分ほど離れた一番奥のポイントへ。ただし5分といっても大半は上り坂なので、実距離よりちょっと遠く感じる。

公園として整備されている、炭酸泉源。傍に飲用の蛇口もあったが、残念ながら故障中。

日によってはもっとわかりやすく湧いているのかな。
ここは他と違って「銀泉」のもと。銀泉とは炭酸泉とラジウム泉を混ぜたものだが、後者は見物できないところにあるのだろう。

次に向かったのは、しばらく下った道沿いの端っこ。

綺麗なおねえさんが来ると湧きまくるから妬泉源、とはなかなかワイルドなお名前で。ただし、この祠がある地点は過去形。

現在はすぐ裏に掘り直したところが使われている。

厳重に囲われたフェンスから、現役を退いたと思われるパイプが突き出していた。て、なんじゃこら。後で調べたところ、金泉のパイプは5年くらいでこのように詰まって使えなくなるそうで。成分の濃さがこんなところに影響すんのね。うっかり人間に例えて、動脈硬化こわいねぇ、と思ったのは秘密。

さらに進み、別の道へと分け入っていく。

坂の上から続く側溝も温泉色に染まり、道案内を務める。

一旦登りきったところにあるのが、おそらく有馬でもっとも著名と思われる天神泉源。その名の通り、天神さんの境内から湧いているのだが、まあそれにしても階段も石垣も見事な温泉色で。

我々が観た中で一番威勢よく蒸気を噴き上げていたのはここだった。まさに天にも昇る勢い。

この後2度目の入浴を堪能し、もうちょっと散策。

金の湯からそう遠くないところにも、御所泉源というものがあった。名湯を支えている源はたくさんあるんやね。

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