びっぐ・じゃぱん 2010 (3) アキュア、品川で笑う

あわわ。今日はいつにも増して忙しかった。
1週遅れのプチ夏休み、続いては予定外の番外編。

宿はいつもの新橋。なので、ひかりは品川で下車。在来線エリアに入り、そういえばスイカの中身が心許ないのでチャージしようと思ったら、精算機で使えるのは入場記録があるものだけだった。だめじゃん。ま、静岡で途中下車するために磁気券にしたわけだから、仕方ないよね。

とっとと山手線に乗ろうと引き返しかけて、足が止まった。

ばかでかい箱。すぐに思い出した。あぁ、これが噂のデジタルサイネージ自販機か!
職業柄、広告代理店さんとのやりとりの中で、そういう横文字媒体があることは耳にしていた。で、自販機設置のニュース記事も数日前に目にしていた。だからこの駅にあることは頭では判っていたが、よもや休日モードの時に出くわすとは。

よく観ると周囲には野次馬さんが多数。みんな携帯やコンデジを向けている。前に立って反応を確かめる人も。確かこれ、前に立った人をカメラで認識して、属性に合わせておすすめ商品とか表示するんよね。そこ観たい。

これはサラリーマンのにーちゃんが立った直後。水とビタミンとコーヒー。

OL のおねーさんだと小さいボトルで紅茶推し。

だがそこでビタミンを取るおねーさん。選択されると商品が雲に乗って登場。お代を払うと(大半の人がスイカ使用)雲の底に穴が空いて商品が落ちる。

まいどありー。

という画面の別バージョンもあったりする。

デジタルサイネージというと主な用途が広告なので、勿論これにもそれっぽい機能はついている。

が、ありがとう画面で自販機全体が顔のように表現されていたのは一種の伏線だった。誰も前に立たないまま10秒程度経過すると、こうなる。

…もう取り出し口が「くち」にしか見えない。

そうなると喋られても違和感ない。
ただこれ、場所が場所だけに立ち止まる人がやたら多く、これを撮るために10分以上居座ったのは秘密。週末の帰宅ラッシュの中で何やってんだか。

ちなみにこの自販機、つい最近 TV で(ガイアだったと思う)開発段階を詳細に出してた。「おすすめ」表示の大きな改善と、動作速度の大幅な向上があったことが判ったのは興味深かった。
小ネタに満足したところで、ようやく宿に入って一息。のんびりとメイクをやり直していたら、おっと大変。そろそろ次に行かねば。

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