実録・おひとり様物語 発見編 (5) 南西シティライフ

みくしで報告したが、くま無事退院。なわけで、臨時新宿暮らしは水曜午前で終了。
1週間とはいえ、旅行以外の目的で同じ街に連続滞在。しかも同じ宿に2日以上連泊。何かとイレギュラーだったが、参考になることも多かった。今回渡り歩いた3ヶ所を一気に評価しちゃうぞ。
あ、値段は毎回使う予約サイト経由の額面なんで、オフィ掲載とは違うかも。

もくじ

1st-2nd

サンルートプラザ新宿

出発30分前に超急いで決めたので、禁煙レディースルーム朝食付き、ということくらいしか確認してなかった。が。
やばい。こんなん泊まったら他のビジネスホテル行けんわ。


これだけ観たら普通ぽい。地デジ液晶がでかいのはナイスだが。しかーし、この部屋の真価はそこではない。

言っておくがドア閉じた状態。ガラス張りなんだよ。ついでにトイレ側の壁(ベッドの頭の上)にも大きなガラス窓。この価値に気がついたのは、トイレを使った瞬間だった。
なにこのすがすがしい開放感!
ビジネスホテルのユニットバスにありがちな閉塞感が一切ないのよ。てか実際広い。浴槽含め、過去に類を見ないゆとり。2泊めとか泡風呂して遊んじゃった(アメニティセットにバスジェル入ってた)。あとシャワーヘッドもミストタイプでなんか癒される。

あと朝食。バイキングとしてはもう定番過ぎる内容だが、観ての通りレストランの内装がまともなので許せてしまう不思議。

そうそう、肝心なことを書いてなかったが、最強なのは実は立地。サザンテラスから観て JR 本社の真裏。超近い。イルミネーション観ながら帰れていい感じ。
しかもわたしが使ったプランは、なんとチェックアウト13時。13時って。手ぶらで昼飯食って帰ってきてプチ食休みできるってすごいわ。

これで1泊14000円ちょい。どうよ。はっきり言ってシングルユースなら京プラより得した気分になれるよ。ちょい狭いとはいえ、立地とコストパフォーマンスは圧勝だからね。そして07年開業だけあって綺麗。ただし、上記の風呂はレディースルーム限定仕様なので男子は諦めてください。

3rd-5th

新宿ワシントンホテル本館。
ぶっちゃけ、此処へ来た理由は「コインランドリーがある」それだけ。サンルートにあったら来なかったと思う。だって駅から10分歩くし TV 超小さいし朝食付プラン空室なかったし。でもね、荷物軽量化で3日分の服しか持って来なかったから洗濯必須やん。


一応レディースフロア(カードないと入れない)。角部屋で壁が丸かった以外は普通の設備。むしろ全体的にはそう新しいもんじゃない。風呂がビジネスホテル定番の黄色くてちっちゃいユニットバスで、「あぁ普通はこんなもんだよな」って現実に帰ったのは秘密。大と小で左右に振るトイレのレバーとか久々に観たわ。
地味にびびったのが、LAN 接続の初回に TV 操作が必要なこと。VOD 端末を介してるせいっぽいが、普通はつっこむだけだからなんかめんどくさい。

問題のコインランドリーは新館の休憩所内にある。設備自体はいいとしよう。宿泊者専用な分だけ多少は清潔感保たれてるっぽいし。24時までやってるから夕食後も洗濯可能。乾燥する時間なくても一晩部屋干しで乾く。
たださー、2回目に使った時変な人がいてちょっとやだったんだよねー。先に乾燥終わってんだからさっさと出して帰るのが普通だろうに、何故か休憩所から出て行かず近くの席に座ってくるし、わたしが終わって取り出しに行ったら洗濯室についてくるし。気持ち悪いから超速攻で袋に突っ込んで撒いてきた。

その件も気になったが、一番目立つのは客層かもしれん。日本人が珍しく見えるってどういう構成やねん。サンルートにもいたけど、あっちは東西いろんなとこから来てるかな程度だった。此処はねー、圧倒的大多数があの国とあの国だよ。某亜細亜の一部地域。
エレベーターの中でやかましいとか、ロビーで通路ふさぐとか、そういうあたりが気になる人は寛大な気持ちでお越しください。

一応フォローしとくと、朝食とれる最上階(25階)のレストランの北側カウンターは良かった。都庁眺め放題。予算と面子さえ揃えば夜景鑑賞も良い。
あと、1泊12000円台という価格帯では珍しく、京プラクラスの宿同様「駅から地下直結」は確かに有り難い。おかげで雪も雨もものともせず動けた。これは感謝しないとな。

6th-7th

新宿ワシントンホテル新館。
ややこしいが、本館とは完全にフロントもお会計も分離なので、一旦本館をチェックアウトしてから入ったんだよ。都庁行ったのはそのための時間つぶしというのが真相。


これもレディースフロアだが、デザインは断然こっちが好み。広いし。しかも机と TV の配置が独特。

角度を変えると、机でもベッドでも観れるというわけだ。このパターンは今までになかったわ。てか、この書斎的環境も充分珍しい。まさにその机でこれ書いたが、ちゃんと机状になってるというだけでやけに集中して打てる不思議。
と、居住スペースが高得点だったので、風呂の質感が本館とほぼ同様なのは観なかったことにしよう。まぁ実を言うと、本館はスタンダードクラスで新館はグレードが1個上だったので、その差かもしれん。浴槽も広かったしな。

レストランとコインランドリーは本館と共有。で、前述の通りインテリアは新館の勝ち。LAN も新館はつっこむだけで楽勝。
しかし、トータルでは一長一短なのよねぇ…。
例えば「地下直結」してるのは本館だけ。なんと、同じ名前のホテルのくせに本館と新館は繋がっていないのだ! 雨になると、どこからともなく連絡用の傘が現れる。それさして行けと。つーか通路に屋根つけろよと。
また、レストランも大半は本館にあり、新館は1店舗のみ。楽に食べに行けるのは間違いなく本館の方。
さあ、これで1泊14000円弱を高いととるか安いととるか。判断が分かれそう。

まとめ

今回、東側とか、西口でも北寄りエリアとか、その辺を無視したのは、ひとえに「毎日の移動が小田急オンリー」という理由。東口から乗りに行くのってなんかうざいやん。
その縛りがない時に、もうちっと時間をかけて、いろいろ研究してみたい気はする。なんたって新宿は便利だ。昔から何十回と来てる(さすがに何百回ではないと思う)から慣れてるし。店いっぱいあるし。ま、長くなっちゃったので飲食店については次回まとめるわ。

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