踊り子で行く湯けむり紀行 (2) 成長願う
6 Jan 2014
帳簿と HDD データの処理に追われて終わった新年初平日。ご近所の工事も再開し、ガンガン進めている様子が耳だけでも窺えた。本格的にエンジンかかるのは来週以降ですかね。
さて、伊豆旅はここから本題。今更ながらタイトルにて一部漢字の重複が発覚したが、もうそのまま行っちゃえ。
「いなとり荘」さん。今にして思えば写真も構成もしっかりしたサイトを観た時点で宿のスケールくらい判りそうなもんだが、名称の印象でもっとこぢんまりしたものを想像してたから現地でびっくり。
ロビーで座ったままチェックインを済ませた後、通されたお部屋は見事なオーシャンビュー。
伊豆七島がほぼすべて見通せる(ちょっと左を向けば大島も余裕)好天にも恵まれ、部屋からの眺めとしては申し分ない。
夕飯前の散策に出ると、ちょうど夕日が沈む頃合。明日の天気にも期待しつつ歩く。
外に出たのは、ディナーに向けてお腹を空かせる以外にも理由があった。
徒歩数分のところにある「雛の館」。お宿でもらった優待券で入ると、目の前にどーんと飾りが待ち受けていた。
これは雛のつるし飾りといって、なんでも日本3大つるし飾りの1つらしい。あと2個は柳川と酒田、と展示内の解説にある。そういや柳川のは大昔ローカルニュースで観たかもしれん。
飾りの形は何種類もあり、すべてに意味がある。例えばハート型のものは桃で、多産とか長寿とか。
で、これをまとめて雛壇の脇にさげるものらしいが、本気を出すとものすごいことに。
なんすかこの圧倒的な物量。いくらそれ専門の資料館とはいえ、もはや雛壇が霞む勢いである。
おひなさま専用かと思いきや、まさかの男子バージョンも。形状もこちらになると、どう観ても金目鯛な魚を始め、野菜なども出てきて相当フリーダムな模様。まぁ健やかに育てという親心に男子も女子もないよね。
すべて手作りで丹誠込められた作品群をしばし堪能して、宿へ帰還。空は既に残照に包まれていた。
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