相模の海をつかまえて (5) 探求は深淵で

先週辺りからセンサーにゴミついたなぁとは思ってたんだけど、週末撮ったらやっぱりついたままだった。どうも 5D2 は 3 よりゴミとれない気がする(当家比)。そろそろクリーニング行くか。
さて、秋のえのすい散策分はここまで。次回以降少々おまけあり。

スタジアムのすぐ近くに、なにやらウッドデッキ調の階段があった。なんだろうと寄ってみたら、階段を降りたところに見逃していた展示があった。

ウミガメの皆様のプール。大水槽にも悠々泳いでいるのがいたが、専用スペースでのんびりと日光を浴びながら過ごす姿もまたよいものだ。

つい最近(少なくとも1年以内)に生まれたらしき赤ちゃんの姿も。親子でいるという状態はやはり人目をひくようで、比較的浅いながらもサイドビュー可能な水槽の側面には、家族連れの小さなお子様も興味津々だった。

成長過程についての解説展示もあり、月齢ごとの大きさを示すパネルは持ち上げて重さを「体感」することも可能。一気に重くなるのって、やっぱ甲羅の重量かね。

屋内へ戻る途中、なにやら地下へと続く暗い階段があった。その奥の入口まで、わざと濃い青で薄暗く仕上げてある。扉を開けたら、その演出に納得するものが鎮座していた。

かの有名な有人潜水調査船、しんかい 2000。我々のような昭和後期世代にとっては、後継の 6500 よりも耳馴染みのある名前だが、ここで実物が常設展示されているとは知らなかった。

アームで調査対象物をつかみ、パイプで吸い取って採取、てな感じかな。

コックピットは本体と別に展示してあったが、とんでもなく狭いのに驚いた。海の奥底で調査する人たちが、こんな小さな空間で奮闘していたのか。

数千メートルとはいかずとも、深いところにしかいない魚は多い。「食材」としてよく聴く名前が、関連展示に並べてあった。

太刀魚。鱈。のどぐろ。あー、いいですねぇ。

こんな形で、海底での研究成果に思いを馳せるのもまた一興。

なんだかんだで、たっぷり2時間半。大いにえのすいを堪能したのであった。

次の目的へと向かう前に、ランチにしましょう。スイーツラリーで一度行った川沿いのお店で、しらすパスタに舌鼓。水族館で観るのもいいけど、やっぱ海の幸は美味しいに越したことはない。結局そこか。

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