はこね夏づくし (5) 坂を彩る園

お食事中の方にはすんませんが、週末におトイレが壊れて非常に不便であった。日曜は修理屋(不動産屋公式)が手いっぱいということで今日来てもらったら、10分もせずに部品交換で終了。なんか TOTO のこのタイプのタンクは特定部品がよくやられるらしい。何にせよ、これでしばらくはもつんじゃないかと。
さて箱根ですが、初日の最終お立ち寄りポイントのお話。

強羅に戻ってお宿へチェックイン。ひと息ついたところで、夕飯をおいしくいただく準備として散歩に出ることにした。とはいっても周囲は急な坂ばっかりなんで、ケーブルカーをちょい乗りして2駅。

ここは強羅公園。本来は入場料が要るのだが、フリーパス特権で無料。
なんといっても特筆すべきはフランス式庭園であること。その最大の特徴が園内配置をシンメトリーにすることだそうで、確かに見事な左右対称。中心線の目印に、ヒマラヤ杉の大木が中央にどんと構えている。

杉の足元から眺めるとこんな感じ。奥の屋根は音楽堂だが、この時は専ら休憩スペースとなっていた。

音楽堂の周囲は主にバラの庭。開花季節はさぞ壮観だろうが、7月末にそんなもんを期待する方が間違い。

ただ全く咲いていないかというと、たまに木陰で涼しげに開く大輪もあり。

概ね終了と思われた紫陽花も、ところどころでまだ発色のよいものが観られた。

そのまま下っていくと、中央に噴水があらわれた。この強い陽射しの中、水の音と動きは視覚的に清涼感を与えてくれる。

が、実際に暑いもんはやっぱ暑い。ただ黒たまごのおかげで空腹感はなかったので、奥のカフェではなく、噴水を挟んでカフェと向かい合う売店で、不思議なフレーバーのソフトクリームをいただいた。あじさいソフトにバラソフト。味はともかく香りが特徴的。

ところでこの公園、実は今年で開園ちょうど100年。期せずして節目の年での訪問となった。

噴水周辺の石垣が非常にいい味を出しているのは、やはり年月の積み重ねが為せる技か。さっきの立派なヒマラヤ杉も、開園当初の頃に植えられたものらしい。

観ての通り基本的には洋風庭園なのだが、なぜか一角にジャパニーズ全開なエリアも。

もっと時刻が早ければ茶室でお茶をいただくことも可能だったが、閉園17時で現在16時半だからそりゃまあやってないっすよね。

その他、温室群、工芸体験、高野槙の大木、などなどをさらっと眺めて歩く。何度も箱根来てて有名どころ制覇しちゃった後に、ここでのんびり過ごすという人もきっといるのだろう。

こうして、40分程度でわりとまんべんなく園内を巡って散策終了。

なお、ケーブルカーには「公園上」駅と「公園下」駅が存在するが、断然おすすめなのは上駅。

高い方から入場すれば、標高差 40m の園内をほぼ全部下り坂で楽に歩くことができる。低い方の門を出て、さらに強羅まで歩いても10分かからない。

ふぅよく歩いたー、と駅に着いて正面を観たら、なんと普段柱の奥にひっこんでいる登山電車の事業用車が出動準備中。初めて障害物のない状態を拝めた。今回は湯治ですから夜撮影とかは自重しましたが。

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