黄金の樹の下で (2) 通路を潜る

雨の後でガツンと寒くなるよ、という予報が数日前から出ていたが、ほんとに一気に来たなぁ。冷える冷える。乾いた洗濯物もひんやり。室内も足元からひんやり。いよいよ名実ともに冬っすね。
さて、銀杏を愛でる会は外苑の巻後編。

外苑の醍醐味といえば、歩道の両側から銀杏が覆い被さるトンネル。

当然そこを通りたい人が大半となる。よってあまりにも通行人が多く、真ん中のベストポジションに構えることができるのはほんの一瞬。ここより下はみっちり人で埋まっております。

そうこうするうちに、さっき東サイドからもよく見えていたラグビー場入口の大木の足元までやってきた。

上の方の枝に燦々と陽が当たり、葉をより輝かせている。それを内側から楽しむのもまた一興。

背が高い分、最下部の枝が広がる範囲も広い。こういう時のために持ってきたお魚さんで、頭上いっぱいに広がる枝を振り仰ぐ。途切れない人波と、それぞれの色を見せる木々をアクセントに。

まっすぐ伸びた中央の幹は葉に隠れて高すぎて、下からではその位置を判別できないほど。

それにしても、ここの木は本当に皆まっすぐ高く綺麗に整っている。

東京都のシンボルでもある銀杏。ある意味、都内では桜と同じくらい大切にされているかもしれない。

そんな木々の足元を種々の車が行く。はとバスが現れてイエローの競演となることも。

ふと足元を観れば、芝生に積もった黄色のじゅうたん。散ってもなお目を楽しませてくれる、サービス精神旺盛な葉っぱたち。ひらひらと葉で遊ぶお子様を一生懸命撮る、家族連れもたくさん見かけた。

ひとしきり見物して、駅に戻った。
なお、最寄り駅である外苑前は銀杏目的以外でも使ったことがあるはずなのだが、構内で今回初めて気づいた部分もいくつか。

そもそも改札名称がズバリそのものだったりとか。駄目押しのように最短経路を明記した張り紙まであった。シーズン中はよっぽど何度も同じこと聴かれるんだろうな。

あと、地味すぎて見逃しかねない、上下線の間にある柱の上部。そんなとこまで銀杏。たまたまとはいえ銀座線のラインカラーが黄色系なんで、コーディネートも完璧。これも近い将来の改装で消えるのかもしれんが、なにかしら銀杏モチーフは残してもらいたいところだ。

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