はこね夏づくし (4) 熱を涌く谷・2

ちょっと更新飛んだけど勿論無事ですよ。がっつり撮影をしばらく出来てなかったので、そろそろ気分転換もしたいよねってことで昨日はたっぷり撮ってきた。まあその結果がどのくらいええもんかどうかはまた別途検討ということで。どっちかっつーとリハビリ感はなくもない。
さて、こちらは引き続き箱根から大涌谷の後編を。

登ること数分。一般人が足を踏み入れられる最前線の地点に到達した。

駅前から観るよりもさらに湯気が近く、勢いも強い。そして辺り一面に漂う硫黄の香り。

山を越えてくる雲のスピードは驚くほどに速い。そのため、頂上が見えたり見えなかったりを非常に短いサイクルで繰り返す。

ところどころに、火山としての力強さを思わせる岩場も。しかし、撮るタイミング次第では湯気なのか雲なのか、渾然一体と化していてさっぱりわからん。ちょっぴり黄色い方が湯気だよ。

と、自然の雄大さを視覚と嗅覚で堪能した後は、やっぱ味覚でしょ。

看板のちょっと下に、1軒の建物がある。こちらが玉子茶屋といって、黒たまご販売所の本丸。すぐ脇の温泉は卵をゆでるためのものであろう。なお、温泉でゆでたからといってとろとろの温泉卵ではなく、いわゆる固ゆでタイプになる。
販売は5個セットの1袋単位。2人ならまあ食べきれるでしょ。すいませーん1袋くださーい。

例によって旦那さんに手タレを頼み、ちゃんと茶屋まで登って買ったぞという証拠写真を撮っておく。

ではいただきま…って、熱っ! そりゃあつあつが美味いんだろうけど、それにしても熱い。殻を割るのも一苦労。立ち食いスペースのテーブルが空いてなかったから柵のはしっこ使って割ったけど、多分テーブル使った方が圧倒的に楽。

なんとか剥けた。うん、確かに美味い。塩添付だけどなくてもいける。1個で7年寿命が延びるってことは、1人あたり2.5個いただいた我々はかなり延ばしたわけですね。もぐもぐ。
それにしても本当にまっくろである。温泉に入ってる硫黄と鉄分が反応して黒くなるとかなんとか。硫黄の多い当地ならではの一品。

こうして、黒たまごを食すという最大の目的を無事達成。

そういや、茶屋と駅前の間にプチロープウェイみたいなもんが敷設されてるが、ありゃなんだ、と思いながら歩いていたら、ちょうど茶屋から荷物が滑降していった。なるほど、卵輸送か。茶屋でゆでたものはこうしてあちらへ送られるようだ。

時折徒歩ルートの脇でちょろちょろと流れる温泉を眺めたりしつつ駅に戻り、あとはロープウェイとケーブルカーで強羅まで引き返した。

ところで、駅には南面から東面にかけて展望デッキがあるのだが、そこから撮った景色に「あるもの」が写っていたことに帰宅後気づく。

帰りのゴンドラ内、乗り合わせたお子様が「あー!人がいるー!」。えっ、どこどこ…うわ。そこかい。折しも支柱上部で、オレンジの服を着た作業員さんが点検中であった。高所作業誠におつかれさまです。

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