はこね夏づくし (3) 熱を涌く谷・1

冬のライブのチケットが無事とれたようだ。あとは週末までに入金すればひと安心。しかし、年々お値段が高くなっているのはまあ仕方ないのかねぇ。音楽業界全体的に、音源販売よりライブに軸足移してる感あるし。4000 円程度で普通に観れた時代がちと懐かしくもなるわけだが。
まあそれはさておき、箱根ツアーは初日メインイベントへ。

湖上より迫り来る雲から逃げるようにして、ロープウェイはゆるゆると進む。だが幸いにして雨となることはなく、無事に大涌谷到着。

よくできた撮影スポットは、時折お子様たちに使われていた。

駅を一歩出ると、目の前に山が広がっている。

山肌から絶え間なくもくもくと上がる湯気。当たり前だが、大半の人がイメージするであろう大涌谷そのもの。

あえて乗り場でもなんでもないところに駅名標を置いたのは、山を背景にした記念撮影用であろうか。

設備更新の際に駅本体もリニュしたようで、いまどきらしいバリアフリー対応の綺麗な建物。もっと最近になって整備された湯本同様、小田急箱根グループ(持株会社があるのは今知った)としての統一感もそこそこあり。

駅舎のすぐ脇に「くろたまご館」という施設がある。

昔は観光センターといったのを、これも今年新装開店したものらしい。近隣の別館(2枚目の写真の右下)も含めると結構な数の人が集まっている。

外人さんも多数。目立つオブジェや看板の前でカメラに収まろうとする傾向は、国籍を問わないようだ。

近年の観光地の常として、いつの間にかゆるキャラが誕生している。「くろたまにゃんこ」に関する情報が少なく詳細は不明だが、おそらくここ1、2年のことではないかと。なお、この黄色味がかったグレーとかいう微妙な色は黒たまごの黄身の表面だと思われる。

そう、黒たまご。大涌谷といえばアレである。訪問の目的も半分くらいはたまごを食べることにあったとかなかったとか。たまご館やその周辺でも販売はしているのだが、もっと先に最前線の販売所がある。やっぱそっちが本場ですよねー。

てことで、そちらを目指して歩く。
今回、そこそこ夏リゾートっぽい服装だったのでサンダルでも履こうかと一瞬思ったが、この行程のためにスニーカーにしておいた。それは正解だったようだ。徒歩ルートはきちんと整備されてるけど、結構登ったからね。

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