オトナの修学旅行 (13) 遥か高層を極む・1

突然ですが週末は湯治に出かけることにしましたよ。ほら、腰とかいろいろあるし。ちょうど予算の目処がついたこともあって、そこそこ大盤振る舞いの見込み。でも温泉入るだけじゃもったいないから、付近の名所ぶらぶらするくらいは検討中。勿論無理のない範囲でね。
さて5月関西の巻は2日目のメインイベントに突入。

あれやこれやとエンジョイしていたら、おっと大変。時間がないぞ。のんびりランチする暇はなくなったので、すぐさま天王寺に移動してパン屋に駆け込み、テイクアウトしたものを後で食べることにした。
急いだのには理由があった。「集合時刻」が決められていたからである。

この日最大の目的地、あべのハルカスの最上階展望台・ハルカス 300。
入場するには、現地で当日券を入手するか、500 円多く払って事前に「日時指定券」を買う必要がある。我々は確実にさっさと入場したかったので、自宅付近のファミマで指定券を買っておいた。案の定、当日券窓口には果てしなく長い長い行列が生成されており、それをスルーして直行エレベーターに向かうことができたのは、旅行者として大変ありがたかった。まさにタイムイズマネー。てかみんな買っときゃええのに。

でだ。指定したのは14時。許容誤差は15分程度とのことだったが、無事14時前にチケットもぎりフロア=16階に到達。指定券を正式な入場券に引き換え、空港搭乗時のアレによく似たゲートを通過して、エレベーターを乗り換えるための列に並ぶ。

まあこのくらいの混雑は想定内。むしろ思ったよりキャパがあり、2巡目で乗り込むことができた。

16階から60階までは結構速い。つきあたりの壁は透明になっており、高速で過ぎ去る光の模様が束の間楽しませてくれる。ぎゅうづめの乗客は皆一様にこれを眺めていた。

はいお待たせしました。最上階に到着でございます。

ってうわーこれは高い! と、いきなり正面の窓に貼り付く人が続出。お膝元の天王寺動物園は勿論全景まるみえ。真下の車もこの豆粒っぷり。

ちょい奥には、鳥瞰図のような端正な姿の四天王寺。

そこへひこーきが1機。視程と機材さえあれば伊丹アプローチも撮り放題。

この展望台のいいところ、それは四方もれなく見えること。特に最上階は東西南北の4辺が全部回廊となっており、大阪名物のあんなものやこんなものを見つけることができる。

大阪城一帯もだいたい見える。城本体がちっちゃいのはともかく、城ホールも OBP も判別可能。

梅田(右奥のビル群)と難波(左中央、サインの左のビルが南海)。大阪2大拠点も、こうして観ると結構近接している。

これだけビルがあると通天閣の存在感は若干弱まった感もなくはないが、直近エリアはなんだかんだで敬意を表して比較的低く抑えてある印象。

南を向けば、長居の競技場(右中央)。さらに遠方には PL の塔(左奥、サインの左下)。ここのホテルで、毎年恒例の PL 花火を鑑賞する宿泊プランがあるのも納得。わたしも学生時代に現地付近の河原まで観に行ったけど、ぶっちゃけ富田林遠いし近鉄もあほみたいに混むので、市内で観れるのは正直うらやましい。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。