欧羅巴交響曲 II スオミの夏 (20) Helsingin päärautatieasema : 3

今日もよく働いた。デザインの調整、リンクの貼り直し、プログラマさんに頼まれたあれやこれやの出力調整。しまいには仕様確認のためにプログラム本体まで覗く始末。果たして自分は何屋さんなのでしょう。
ではヘルシンキ最終日、帰路に就くお時間です。

といっても全然早いんだけどね。まあ1週間分の疲れもあるし、乗り遅れるわけにもいかんし、ほどほどにしておこう。なわけで中央駅帰還。地下ロッカー(カートが余裕で入る大型対応のブースがたっぷりあるのはさすが)から大荷物を取り出し、プラットホームへ。

ってなんだアレは。構内を謎台車が走ってると思ったら、なんとセグウェイの魔改造。
なお、用途はアイス販売。描いてあるペンギンが、アイスメーカーのマスコットらしい。我々にとっては寒くてそれどころじゃなかったが、現地民はおいしくいただいていたのかもしれない。

せっかく時間が余り気味なので、後から増設されたホームを覗きに行ってみる。昔からある中央エリアは壁の風合いもあってクラシカルな感じを残しているが、

新設部分はあっさり現代的。各番線の案内がしっかりしているのはいいとして、ものすごい鳥よけ。やっぱターゲットはかもめかな。あんだけ海辺にいたもんな。

今日も駅にはたくさんの人とたくさんの車両が集まっている。

この時間は特に目立つものはいなかったけど、逆に VR の普段の姿に近いものは観れたのかもね。

もうすぐ13時。列車が増えるのは、我々が飛び立つ夕方以降。いろいろと多めの荷物を持った人が散見されるのは、きっと地元に帰って夏至祭を楽しむためなのだろう。皆様どうぞよい休日を。

均整のとれた明るい空間を眺めたら、そろそろ乗車を考える。

ところで、終端マニア(?)としてはちょっと気になったアイテムがある。この巨大な車止め。RAWIE ってロゴとゴツい造りにえらい覚えがあるなぁと思って帰宅後調べたら、案の定日本にもあった。京急とか小田急とか。

じゃ、早いけど乗るか。空港線。

P 系統と I 系統がありまして、我々は往路に P で時計回り、復路に I で反時計回りをしていたということになる。往路どっちに乗ったか思い出せんかったけど、結論から言うと往路と同じ経路を戻ることになった。ま、次来たら逆ルート使えたらいいな。覚えてたら。

なお、その逆回り系統とはほぼ同時発車。観ての通りわずか4両編成ではあるんだが、なんと日中は10分に1本(!)の高頻度運転なのでとっても便利だった。

小さな駅から特急停車駅まで、いろんな駅に途中停車。沿線民にとっては純粋に新線開通のメリットもあり、ひこーき乗らない人にもちょいちょい使われている模様。

ただし、ヨーロッパ標準「信用乗車=抜き打ち車内改札でバレたら高額罰金」も当然適用される。乗るなら真面目に買いましょう。

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