欧羅巴行進曲 (1) 序章/Kansai International Airport

さて。状況整理(メモの書き起こしともいう)と写真整理がちょっと進んだので、そろそろウィーンその他もろもろの報告を始めようかと。旦那さんのほうはすっかり現像まで済んだようだが、わたしはまだまだなので書きながらがんばる。猛烈に長い話になるんで、気長におつきあいくださいまし。

朝5時半。前日に頼んでおいたタクシーは、予約10分前から既にエントランスで待機していた。道が空いていたこともあり、近道を通って5分で最寄り駅到着。そこから阪急で梅田へ。
梅田からは関空行きのリムジンバスがわりと高頻度で出ている。先発便が満車となったのでしばし並んで待ち、6:25 発のものに乗車。もちろん高速に乗るのだが、この日は阿波座で事故渋滞のため、堺(一般道経由)へ迂回。それでも定刻とさほど差はつかず、約1時間で関空に到着した。

着いたはいいが、これから乗るフィンエアーのカウンターはまだ開いていない。手続き開始は8時からと判ったため、先にターミナル内にて朝食をとることに。

鎌倉パスタで「関空限定モーニングセット」をやっていたので、こちらに決定。パスタの具を有効活用したと思われるトッピングのピザトースト。なるほどね。周囲の客もほとんどがモーニングを頼んでいた。

カウンターオープンを待ってチェックイン。大荷物を預け、乗り継ぎ分も含めて2枚×2組のチケットをもらう。

地の模様が1枚ずつ違うのがなんとなくおしゃれ。
持ち込む荷物には紙製タグをつけてもらうのだが、つけてくれたグランドスタッフさんが非常に個性的なお名前。一度聴いたら忘れないインパクトだったが、検索したら個人特定できるレベルなので詳細は伏せておく。
さっさと保安検査を通過し、下階に進んで出国手続き。以前成田で手続き済だから自動化ゲートも使えるのだが、空いていたので有人ゲートではんこをもらう。押印した方が後々わかりやすいからね。

搭乗エリアへ向かうには、ウイングシャトルという乗り物での移動が必須となる。

見た目は新交通系の電車風だが、いわゆる水平エレベーター扱い。ただし国際線搭乗時しか乗れないので、新交通系好きにとっては千載一遇の貴重な機会である。

せっかくなので駅にて記念撮影。「先端駅」のホーム端なら一応撮れるっちゃ撮れる。

搭乗便の使用ゲートは、北ウイング先端の6番。

搭乗開始までだいぶ間があるため、近隣ゲートのタイやルフトの747を鑑賞しつつ待機。

関西で4発機を観られるのはここだけだから、やっぱり貴重な機会。

そうこうするうちに、待合エリアに続々と乗客が集まってくる。

航空会社が会社だけに欧州の方も多いが、北欧の人はりんごやバナナを持ち歩いてそのままかじる風習でもあるのだろうか。また家族連れも多く、1人だけ日本人な国際結婚家族もちらほら。

9時を回った頃、使用機材・OH-LTM(A330-300)が到着。

搭乗は概ね予定通りに進み、10時台前半のうちに機内へ。

チェックイン時に「10分早発です」と言われたが、あれは定時出発のための方便だったようだ。帰国時の折り返し便も同様の案内をしていた。

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