欧羅巴行進曲 (2) 序章/Finnair AY78

おみやげを各実家に送るべく、今回はなんとなく気分でゆうパックを選択。箱買って、さいたまと岐阜に送る。普段ゆうパックはめったに使わないのだが、意外と送料かかるな。ネコも似たようなもんか。
さてウィーン旅の往路、そろそろ出発のお時間となります。

06R より、ピーチに続いての離陸。神戸を眺めつつ上昇、しばらく北東に向かい、能登半島付近でようやく日本海へ。結果として北朝鮮・中国を見事に避けて通る。
ベルトサインが消えてまず、オレンジジュースとおかき。その後しばらくして機内食タイムに突入。

白身魚のかにあんかけ/ビーフストロガノフの2択。普通においしい。
セットにはミネラルウォーターが含まれており、さらに食後はコーヒー。とにかく水分が頻繁に出されるので、トイレの出番も多くなる。長時間フライトだから、代謝促進にわざとやっているのだろうか。

居住空間は至って標準的なエコノミーサイズ。

2人席だし起きている分には不自由しないが、寝たらちょいと狭いかもな、と、うたた寝時に思う。

そうそう、フィンランドといえばマリメッコ。よって機内もマリメッコだらけ。毛布、クッション、紙コップ、紙ナプキン等々。

おそらくヘッドカバーもそういう柄と思われる。

ブランドは関係ないが、紙媒体がいちいち素敵デザインなのも北欧クオリティか。

国際線につきものの機内エンタメも使ってみる。

音楽チャンネルは多数あったが、読書にはクラシックくらいがちょうどよい。

ゲームもいくつか。かつて新幹線移動しまくり時代に紙の本で解きまくった数独があったので、2人でガンガン解く。やりすぎて疲れるほど熱中してしまった。

一番多用したのはルートマップ。これが非常に綺麗で、丸い地球を立体的に飛ぶ 3D 機材がやたらかっこいい。

ステータス表示画面も妙に作り込みが細かい。NHK の時計っぽくもあり。

この手のスキューモーフィズム系デザイン、ウェブではすっかり流行らなくなったが、一般にわかりやすいのはやっぱりこっちかもしれない。

なお、数独を最初にやろうとしたら起動中にフリーズしてしまったのは秘密。

あー中身は Red Hat Linux なんですねー。注目するのそこかい。

2度ほど再起動された後、初回操作時しか出ないウェルカム画面が無事戻ってきた。

だいぶ目的地が近づいてきた頃合いで、機内食その2。

フェットチーネのバジルクリームソース。そしてまた水とコーヒー。
日本海を越えて以降、外はまぶしいのでほとんど観なかった。そのかわり、ひまつぶし用に買っておいた新書を2人して読む。普段読まないタイプの本もどんどん進むが、意外と疲れるので1冊が適量かもしれない。
やがて赤茶けた地上が見え、ほどなくしてヘルシンキ空港に着陸。22L からしばらく転がって、33ゲートに到着した。

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