異邦人、香港を駆ける (6) 快速甜品

風疹流行ってますなぁ。当家の場合、旦那さんは明らかに予防接種歴ゼロ。自分はもしかしたら昔かかったかもしれないが記憶なし。見知らぬ人含めてどこでどう影響するかわからんので、今度まず抗体検査を受けることにした。はたして結果やいかに。
さて香港初日、夕飯がっつり食べた後だけど食後に甘いモノのお話。

20時を回った頃。屋外に席を構える飲食店は大変賑わっている。

滞在中に我々が利用したお店が比較的空いていたのは、おそらく香港標準のピークタイムよりだいぶ早かったというのも理由のひとつなのだろう。日本よりちょっと遅いくらいのディナータイムがここでは普通らしい。

通りをいっぺん北端まで抜ける。あらまあ派手なことで。日本なら玉入れ屋と断定するところだが、当地においては麻雀である。他にもいくつか見かけたし、路上麻雀やってるようなおっちゃんがこういう店にも行くのかな。

じゃ、改めて廟街を散策とまいりましょう。

相変わらずの盛況。小ぶりなガジェットやバッグ等、品揃えもいろいろ。買う買わないは別としても、歩くだけで楽しい。

雑貨の屋台がない区画では、テイクアウトにも対応してそうな間口の小さなお店も繁盛している。街歩きの合間に休憩をとる人もいるんだろうな。

終点まで行ってまた引き返す。
ちゃんと撮れてないけど、住居表示プレートのミニチュアを何度か見かけた。中にはデザインそのままで文言を全力でパロったものもあり、内容がだいぶおもしろい。実際クルマにつけてる人も後日いたので、あれはきっと定番アイテムのひとつ。
実はちょっと特定のアイテムを探していたのだが、ここでは見つけられず。明日また女人街で探してみよう。

交差する通りには、時折このような「いかにも昔からやってそうな店」もある。さすがに広東語できない状態で突撃する勇気はないんで、看板がいい味出してるなと眺めるにとどめておく。そもそも蛇を食べる勇気があるかどうか。

ふむ、少しは腹ごなしができたかな。そこで向かったのは、とっても有名なデザートのお店。

「佳佳甜品」さん。しるこやフルーツポンチに似たスイーツ「糖水」を扱っており、高確率で各種ガイド本にも載っている。

なに、お品書きが読めないって? 我々が普通に注文できたあたりからお察しください。英語併記の写真メニューがあるよ。あとは注文時に、ホットかアイスか選択できるものは指定するだけ。

ということでおすすめ品からチョイスしたのは、わたしが手前のパパイヤ、旦那さんは奥の白きくらげ&パパイヤ。いずれもアイス。いやーうまかったー。夕飯しっかり食べた後にもかかわらず、あっという間につるり完食。特に旦那さんは「きくらげがデザートになる」事実に驚いていた。
実を言うともっと著名な定番は他にあるのだが、結構な確率でジンジャー配合なので回避。

それにしても驚くべきはその営業時間。昼はともかく終わりが夜中の3時半って! どんだけ夜遊び好きなんすか香港民。

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