春節の南京町で芋洗い
26 Feb 2016
3月に行われるイベントや被写体の候補はどんどん出てくるのだが、一方で明日の予定がすんなりとは決まらない不思議。お天気がそこまでよくないとか、大気があんまり綺麗じゃないとか。まだ考え中。
さて今回は、ネタ的に2月のうちに出しといた方がよさげな話を。

あらかじめ梅田で腹ごしらえを済ませてから向かったのは、商店街の装飾もいつもより赤成分が多い、元町。

南京町を訪れるのは、実に6年弱ぶり。左下にちらっと写ってる、パンダが乗った「可口可楽」の自販機は健在だった。
てことで、今回の目的はいうまでもなく春節祭。要するに旧正月ですね。話には聴くけど実際どんなもんなのかという好奇心あり、横浜の中華街の祭に行きそびれたのでこっちで補完しようという目論見あり。
どの店にも赤や黄色に彩られた派手な提灯が下がり、通りの表情をいっそう賑わせる。
両側はずらり並ぶ屋台。その合間を行く人だかりで道は埋まっている。屋台で売っているのはやはり軽食中心で、豚まん・小籠包・角煮まんじゅうが3トップという印象。
門から10分ほどかけて、ようやく主な催しが行われる広場に到達。観覧エリアは結構ぎゅうぎゅうだったが、なんとか隙間に滑り込む。
ちょうど中国楽器の演奏が披露されるところ。1曲目の出だしがいきなり「日本人が中国と言われて真っ先に連想する音階」で、もうそれで満足しちゃって散策再開。西端まで行っては戻り、別ルートをぐるぐるして雰囲気を味わう。
そして通りがかりの店で小籠包を頼み、背後のイートインスペースでおいしくいただく。
しかし、本当に大変なのはここからだった。
ただでさえ横浜ほど広くない南京町。しかも、広場は1辺たったの 10m 程度しかない極小空間。そこへ来客の大半が押し寄せる。結果、広場にはまったく入場できなくなり、周囲で立ち止まろうもんなら警備員に追っ払われる状態に。これはひどい。
来年以降、主催者側には是非とも、もっとキャパのある場所を確保していただきたいものだ。無理か。
入場できたあの時そのまま粘っておけばよかったのかと意気消沈しつつ、あきらめきれず遠巻きに眺める、午後のメインイベント・獅子舞。と、途中であることに気づく。
日本のと違って、中華獅子舞は垂直方向に伸びることができるらしい。これはもしやいけるかも。最後の手段として、広場横をゆっくり通過しながらの撮影を試みる。
このくらいが限界だった。ともあれ、一応記録できただけよしとしよう。
はぁ、疲れた。もう撮影はいいや。
最後に小籠包の店に再び並び、角煮まんじゅうを2人でシェア。非常においしゅうございました。
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