冬のきらめきストリート (5) 建築に祝福

当家的にはほぼクリスマス終了済。早くも年末年始をどう過ごすか検討するフェーズに突入しております。具体的には年越しそば以降の食材確保手順について。餅とぜんざいはいいとして、そばとか鴨とかおせち引き取りとか。大晦日は忙しそうだ。
さて大阪市内イルミネーション鑑賞会、日を改めて先週末のお話。

御堂筋を歩いてから3週間。12月中頃には「光のルネサンス」も始まり、大阪市内のイルミネーションはさらに増える。他の街へ出かけた週末を挟み、改めて足を運んだ中之島。

ん? きみら、例年なら阪急本社前にいる雪だるまくんではないかね。胸の S ポイントマークがその証。今年は梅田の催事との連携により、こちらへ出張に来たようだ。
バラ園でバラのかわりに周囲を彩るのは、地元の保育園や小学校のお子様たちによる手作りランタン。果物の日よけによく似た袋に、思い思いの絵や文字が描かれていた。同様のものが川沿いの壁にもあり、自分の作品を確認する子の姿も。

橋の西岸では、また別の展示が。

いかにもな雰囲気を醸し出すゲートの柱に「台湾の台南」。「の」の使い方がいかにも当地らしい(香港と通じるものがある)のはさておき、文化交流の一環で設けられた「光の廟埕」。付近では台湾料理の屋台が出ていたり、台湾行きの飛行機の案内が出ていたり。台湾もいずれ行きたい候補地である。

これは実際くぐることができたので、中に入ってみた。1000個近いランタンのトンネルは、間近に観ると視界を埋め尽くしてなかなか見ごたえあり。

中には絵や文字が描かれたものもあり、よく観ると明らかに日本人が使わないような繁体字と思しき漢字もちらほら。やはり台湾の方による手書きだった模様。

そのまま西へ進み、川沿いをぶらぶらしているうちに、陽はすっかり暮れて暗くなる。これを待ってました。

シャンパンをイメージした並木のつきあたりに、今日のお目当てとなる目玉イベントの会場がある。
言わずと知れた中央公会堂、実は今年で100周年。それを記念して、例年よりさらに盛ったプロジェクションマッピングが開催された。昨年版は旦那さんだけ観ており(自分は会社の忘年会)なかなかよかったというので、はりきって次の回の前列に乗り込む。最前ではないにしろ、なんとか人の頭を避けられる位置について、コンデジ動画と肉眼で記録しつつ鑑賞。よって以下3枚は動画からのキャプチャでございます。

特徴的だったのは、映像がいくつかのパートに分かれていて節目ごとにド派手な止め絵が用意してあること。静止画派のシャッターチャンスに最適。

これだけ間近に観ているにもかかわらず、精度の高さと絵柄の精密さには驚かされた。マッピングが流行り始めてから結構経つけど、これが技術の進歩というものか。

20分に1回というハイペース上映で、ようやくさばけるくらいの大盛況もうなずける。

図書館前を経由して、最後に市役所脇の並木へ。

この通りだけはすでに15年ものイルミネーション歴を重ねている。10年近く前に初めて観た時と比べると、構造は概ね毎年固定ながら、音楽と連動して点滅するなど明らかに高機能化が進んだ。これも技術の以下略。

今年もバッチリ光る市役所おもてを確認して、電飾散歩は終了。駅前ビルで夕飯して帰途についた。

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