冬のきらめきストリート (3) 眼下に大通

スーパーで「12月20日は鰤の日!」とかなんとか POP に大きな字が躍っていたので、ついつられて鰤を買う。最近ちょうど大根もめっちゃ安いし、鰤もいい時期だし。でもそんな日あったっけと思ったら本当だった。語呂合わせ無理すぎませんかね。
それはさておき、引き続き先月の御堂筋から。

そのまま行けばじきに、新御堂との分岐点にさしかかる。

分岐した先の銀杏の木は、高さが控えめなかわりにボリュームのある枝ぶり。

木と照明のマッチングという観点から言えば、ここの並木がベストという話もあったりなかったり。

ここまで来たらもうほぼ梅田。

お初天神さんにもちょっとだけごあいさつ。心なしか拝殿のあたりがちょっと派手なのはアレか、ここもやっぱり祭りに参加しているのか。それとも恋人の聖地的な意味の方か。

これも今年できた阪神百貨店の東側。従来から陸橋があった JR や阪急との接続は、2階デッキが入口に直結してさらに便利になった。せっかくなのでそのデッキに上がって対岸を鑑賞。
東側にかわって工事に入っている西側は、高層フロアを阪急と同じくらいの高さにして、最終的に2つ合わせて「ツインタワーズ」を名乗るようになるらしい。阪急阪神の合併をより印象づける未来。

JR の向こう側ではヨドバシも北側に高層階含む新棟を作ってる最中。ここ10年でだいぶ変わった梅田、まだまだ変わりそう。

でだ。そんな梅田デパート群の一角をなす、いつもお世話になっております阪急の上へ。

例によって今年も9階はクリスマスモードだが、我々はそこを通過、レストランフロアも通過してさらに上がる。低層階(百貨店)と高層階(オフィス)の境目、15階のスカイロビーにやってきた。地上からビルが見えるなら、上から御堂筋も見えるはず。

おー見えた見えた。ビルの明かりもあって木の電飾は控えめに映るが、光ってることはちゃんとわかる。
余談だが、右側の歩道がひときわ明るい部分は、大阪名物(?)4ビルの宝くじ売場。その後も通りかかるたび、日によっては行列ができている。当家は宝くじから手を引いて久しいけど、毎年欠かさず買う人はまだまだ結構いそう。

今度は阪急から阪神を眺める。少し前に館内をぐるぐる回ってみたら、全面的にいまどきらしいモダンな造りになってて本気度を感じた。阪急との微妙な住み分け感もなんとなく伝わってくる。

展望フロアにふさわしい大きな窓に、貼りついてこういうのを撮ってる姿は多分ちょっとあやしい。まあともかく、秋冬の夜ならではの景色を堪能して、あとひとつアレを観るため直行エレベーターで一気に地上へと向かう。

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