冬のきらめきストリート (2) 御堂に投影

月初に撮影してもらった、毎年恒例の家族写真。仕上がったというので受け取りに行くと、今まで会ったことのない方が応対してくれた。確か撮影担当のご主人が2代目だったような気がするので、先代の奥さんかな。たぶん来年以降もお世話になります。
さて引き続き11月の御堂筋散歩から。

本町駅の北端あたりまで来た。ちょうどそのへんにあるのが北御堂。浄土真宗ふたつのお寺、北(本願寺派)と南(大谷派)の御堂があるから御堂筋っていうくらいで。
そんな北御堂をふと観ると、なんかこうキラキラしている。どういうことだ。門前の階段を上がってみると、そういうことだった。

本堂がプロジェクションマッピングのキャンバスに。実はこれもイルミネーションイベントの一環だったわけだが、お寺が派手な新技術に興味を持つのは京都に限った話ではないということか。途中から観ただけでも結構おもしろかった。

北御堂のある交差点の角に、小さな看板。裏手(西側)に美々卯があることを示していた。おりしも、うどん大好き旦那さんの誕生日。奮発してうどんすきに舌鼓を打った。美々卯のうどんすき、祖父の一周忌以来じゃないかな。相変わらずおいしゅうございました。
満腹になったところで表通りに戻ると、ちょうどマッピングの上映(?)時刻が近い。改めて冒頭から拝見しよう。

階段上から徐々に水が流れてきて手前に溜まり、本堂の輪郭が少しずつ浮かび上がる。

新鮮だったのはその手前の平たい部分。人が動くと、それに応じて(多少のタイムラグはありつつも)投影される光が変化する。例えば人のいるところを中心に模様が動くとか。子供も大人もつい動いてみる。

投影は周期的にどんどん変化。静止画でお伝えするのはだいぶ難しいが、刻々と変わっていく表情が飽きさせない。

この手のマッピングに特有の、錯視に近い感覚を刺激する遊び心も感じられ、なかなかよくできた内容だった。

腹ごなしに歩こう。北上しつつ梅田方面へ引き返す。

奥に見えるのは今年できたばかりの、三菱 UFJ 銀行大阪ビル本館。淀屋橋駅に直結出口を作ったり、夜なので全然わからんけど高層部分の高さ制限緩和第1号だったり、いろいろと本気度がうかがわれる。往路の途中で1階に立ち寄ったところ、貨幣の歴史を実物つきで展示してるギャラリーなどがあってつい見入ってしまった。

さらに進み、淀屋橋と大江橋を渡りながら時々立ち止まる。

ほぼ満月(正確には1日前だったか)。月の光はこうして観ると結構明るい。

橋だけでなく高速の橋脚も例年通り電飾に参加。

それにつけても、LED の進化は夜景の色を大きく変えたものだ。

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