冬のきらめきストリート (1) 銀杏に点描

あの手この手でウォーキングタイムを作っている昨今、今日は隣駅を目的地に。歩き自体は順調やってんけど、駅近くのスーパーが予想以上に小規模で拍子抜け。あれは多分駅前商店街の方が捗るやつですわ。あ、だから最低限の品揃えしかないんか。
さてここからは今年もシーズン真っ盛りの電飾系をいろいろと。まずは11月下旬分。

夕方。旦那さんがちょっと会社に用があったんで、その終了を待ってホテル阪神のあたりから散歩スタート。まず中之島に渡り、北岸を東へ。

今世紀流行りの工法で、できるだけ当時の建材で外装を復刻した低層階をもつダイビル本館。

重厚な石に施された凝った装飾。戦前特有の、惜しみなく予算投下したことが一目でわかる豪華かつ堅牢な造り。いつ観ても、いい被写体である。

そういう意味では日銀も相通じるものがあるよね。

なわけで現場到着。なんだかんだほぼ毎年観ている御堂筋イルミネーションに今年もやってまいりました。ハイシーズンはこれから(=12月)だと思うけど、むしろ混む前にさっさと来る気の早いスタイル。

歩いてるうちに暗くなってちょうどよかった。梅田側はおいといて、まず淀屋橋から南下する方向へスタート。
個人的な好みだけど、信号が赤のタイミングで南を向いて撮ると色のまとまりがいいような気がする。御堂筋の車両は南向き一方通行。北向くと車のヘッドライトが強すぎて電飾が映えにくい。青信号は地味に主張が強い。赤信号とテールランプを合わせてしまえば、それはそれでイルミネーションの一部っぽくも見える。

まあもっと単純な話、そのタイミングって歩行者信号が青だから撮りやすいともいう。

本町くらいまでの区間は、歩道やその付近にいろいろなものが設置されてある。

特に多いのが彫像。順当なものから前衛的なものまであれやこれや。夜はなかなかピントが合わないのが難点。

これは常設じゃないけど、燦然と輝く張り子の虎。ちょうど神社のお祭りの日だった。

それにしても今年の LED は青いな。やたら青の面積が多い。

と思ったら、やっぱり意図してのものだったらしい。あとで確認したところ、御堂筋を光の川に見立てるのが今年のコンセプトとかなんとか。

青と黄色が必ずしも1列にまっすぐ整っておらず、揺らぎがみられるのも狙ってのことだったようで。なるほどね。最終的には高いところから観ないとわからんやつなのか。

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