Report – パラモデルの 世界はプラモデル @ 西宮市大谷記念美術館 (1) / 2010.08.01
29 Aug 2010
なに、アート鑑賞とは珍しいって? ごくたまにはあるのだよ。だいぶ前に大阪市内の駅かどこかでインスタレーションやってたのを見逃して以来気になっていた人たちが、よりによって近場で個展。しかも暑すぎて屋外活動する元気がない。そりゃ行くさ。告知ポスター貼ってくれた地元駅に感謝。
というわけで、彼氏さん共々行ってまいりました。写真撮影おっけーと聴いて思わず一眼持ち込み。常設展以外の大半のスペースが占拠されているという噂。さてどうなっているやら。
まずは入口正面のロビー。
一見雑然として見えるが、よーく観ると置いてある物すべてに「車輪」がついている。しかもほとんどが線の内側に「停車」。つまりここは駐車場。
わかりやすい例。
えぇ、なんにでもつくんです。銀河ですらも。
一番たまげたのはこれかも。むしろ、床材剥がすの許可した美術館がすごい。
ごくたまに、元から車輪つきのなにかが混じっている。
こんなんとか。あと B 編成もいたよ。
…なんちゃって300系? ほのかにレトロフューチャーの香り。
実はすぐそばに、この展示の概念を教えてくれる答えが書いてあった。と気づいたのは、全館巡った後のこと。
街角にある「→P」の写真ばかり集めた冊子が置かれていた意味が、ちょっと見えた気がした。
続いて、奥の部屋へ向かう。
廊下のこれだけでも結構感動してしまったが、その先はこんなもんじゃなかった。
なんじゃこらー!
プラレールの青いレールでアート。これが観たくて来たのだが、予想以上の見事さにもはや「わー」としか言葉が出ない始末。天井も壁もびっしり。
床はいつもの鉄道情景とは違う意味でジオラマ状態。気を抜くと踏みそうな勢い。
これはもう世界樹と呼びたい。
シンメトリックな意匠にはもってこいの材料やね(↑うちのカメラで彼氏さん撮影)。
確か会期中に少しずつ総延長を増やしていたそうなので、最終日のこの日が一番見応えあったと信じたい。
もしそうだとすると、この山は当初もっと高かったのかも。
良い意味で開いた口がふさがらないまま、わたしたちは2階をめざした。
Comments
こんにちは。
プラレールはあのまま展示期間がもっとあったらどこまで増殖し続けたのか気になる所でしたね。山ももっと減っていたかも知れません^_^;
しかし・・・、自分の影が写り込んでいるとはまだまだ修行が足らないようですw
こんばんはです。
プラレールはあらかじめ図面を描いておくらしいので、さらに広がった状態も想定されていたかもしれませんね。続きがあったら廊下の壁も埋まっていたでしょうか?
自分の写り込みって、現像するまで気づかなかったりすることが多いですw
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