伊勢志摩はしりゃんせ (3) 内宮の八年

終日お天気いまいちで、せっかくの土曜も買い物程度でおしまい。その買い物にて、スーパーの催事棚に淡路屋のお弁当が数種類積まれているのを発見。中央に鎮座するひっぱりだこ飯においでいただいた。少なくとも自分は初実食。おいしゅうございました。
さて1月末のおでかけ、お伊勢参りの本題に戻りまして。

おはらい町を抜けると、すぐに内宮の鳥居が姿を見せる。

今歩いてきたルートがほぼまっすぐ南下する形なので、そりゃ入口は逆光になりますわ。季節によっては鳥居越しに朝日が見えるというのも納得の配置。

まずは五十鈴川を渡る。この時間帯(10時台後半)でもう参拝を終えてこちらへ渡ってくる人もいる。

道のかたわらに、大量の酒樽を発見。すべて三重県内で造られた銘柄のようだ。多いなぁ。いくつかは観たことがある、と旦那さん。

ここの庭(神苑というらしい)、冬でも手入れがバッチリ行き届いている。

この2年ほど、各地の寺社を訪れると手水舎の方式がいろいろと工夫されている。お伊勢さんも例外ではなく、ちょろちょろと樋からかけ流し状態の水でお清め。

念押しで五十鈴川のお水も使う。めっちゃ冷たい。さすが真冬。

うん、やっぱり思ったより人いるよね。きわめて広い境内、圧倒的にゆとりある参道、木々に囲まれた屋外。密回避スポットとして訪れている人も少なからずいるだろうか。

写真撮るなら階段の下、と繰り返し注意喚起がなされる中、当家もここで一旦カメラをオフにしておまいり。

こちらにも境内に別宮がございまして、やっぱり前回おまいりしそびれたので同様にごあいさつ。

見上げる大木の脇を過ぎ、裏に回って階段を下りる。神社の中で「これから参拝するのに下り階段」って珍しいような気がしないでもない。

その先に荒祭宮。

そうそう、来る途中でなんか奥にも鳥居あるなって思ってたんよ。

その鳥居が2つめの別宮、風日祈宮へと続く道。

真横から観ると、空いてるほうにある小さな祠は、社殿の中央より少しばかり後ろ寄りにあることがわかる。やっぱりここが、神様においでいただくにあたってなにか重要な役割を担っているのだろう。

こうして無事に2ヶ所を回り終え、再び五十鈴川を渡って現世に戻る。

さて、このあとどうしますかね。実を言うと神宮以外の予定はろくに立てずに来たものの、午前中で帰路に入るのはいくらなんでももったいない。ちょっと早いけど、とりあえずアレかな。

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