違いのわかる旅 (2) 豪商の住まい

昨日はちょっとした会食の予定が入りまして、久々に「家族親族以外の方」とお食事をご一緒する機会を得た。それこそコロナ前ぶりなんで話も弾み、なんだかんだでラストオーダーの時間まで。楽しゅうございました。
さて引き続き10月の松阪をぶらぶら。

城周辺からしばらく歩いていると、少し広めの道路沿いにやたらでかい屋敷らしきものを発見。

どうやら見学できるところのようだ。行ってみよう。

旧長谷川治郎兵衛家。松阪出身の商人で江戸にも店を持つやり手だったらしい。

お代を払うと、最初に係の人がジオラマを使ってざっくり順路案内をしてくれた。ふむ、室内と蔵と庭があるのね。ではさっそくまいりましょう。

室内コースは台所の前で靴をぬいで上がる。その台所からしてかまど多数。従業員の多さを感じるな。

時間帯によってはお茶をいただける広間。床の間も違い棚もずいぶんとゆとりある幅。

奥の間には豪華な屏風なども展示してある。

蔵は企画展示会場で、訪問時期によって内容が異なるっぽい。
このときの展示は奉公人に関するもの。江戸要員もみんな伊勢で採用、藩にも申請を出したりしつつ、規律は厳しいながらもしっかり面倒をみていた模様。あやしい者ではない証拠として「信徒になってる寺」を書いてあったりするのがいかにも江戸時代。

後半は屋外に出て庭めぐりへ。

時代に応じて建て増しも結構したらしく、入り組んだ道を進む。

ここに見えてるだけで建物はほんのごく一部。とても敷地内で1枚には収まらない。

からの立派すぎる庭。いやこれもう城でしょ。個人宅ってレベルちゃうわ。

さらに客人おもてなし用の離れまであるという。重要文化財指定も納得の堂々たる豪邸であった。

ふぅ。思わぬ収穫を得たところで、引き続き街をぶらぶら。

さっき城のとこにあった本居さんちは、本来こっちにあったそうで。

この細い通り沿いに、著名な料理屋さんがある。たいそう立派な構えであったが、中の人が来店者をじっと待ち構えているので目視にとどめておく。

こっちは旧小津家。ん、小津って映画監督の?と思ったら、やはり何かしらのご縁があるようで。

さらに三井家発祥の地まである。地味そうでいて意外と歴史上重要なあれこれが潜んでいる土地やな。

しかし、やけに街並みが綺麗に整っているな。最近やったのかな。

どうやらそのようだ。ここ数年で休憩所などができたり、三井の縁で三越から本店と同じ鋳型を使ったライオンが来たりしている。こういう像があると鼻とかなでられがちなのは万国共通っすかね。

ふむ、そろそろ空腹感も整ってきたかな。お昼にいたしましょう。

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