年の終わりの日光詣 (3) 彫刻三匹衆

例のアレ、結局この3日間で41種ほど集まった。都会(梅田の百貨店や会社付近)から郊外(自宅徒歩圏内の公園周辺)まで、たまたまとはいえ行動範囲のバリエーションが多かったのも一因かと。明日からもぼちぼちね。
さて年末プチ旅はここからが本題。

バスはさっきの直線道路からすぐに外れ、大谷川の対岸をしばらく進んでから再び川を渡るというルートをとっていた。きっとホテル経由や混雑緩和などの意図があるのだろう。ともかく、最寄りのバス停「表参道」で下車。

こちらがその表参道となっております。用途としては東京のアレと同じでも、景色は別物。木漏れ日の中をしばらく歩く。

ん? ここで突然スカイツリーが出てくるとは、さすが東武の縄張り。それはともかく、

本日の目的地、東照宮の鳥居前に到達。その名を堂々と記した碑の前では、国内外の参拝客がかわるがわる写真を撮っている。すごい多かったわ外国人さん。

まっすぐ進んでいくと、左手に五重塔。

多色使いのなにやら派手な装飾。ま、この地に限っては序の口なわけだが。

あ、この敷石が斜めに敷いてあるやつは確かアレやね。進む方向を誘導する的な。どこぞで聞きかじった話を思い出しつつ。

見上げれば燦然と輝く葵の御紋。さすが徳川家が威信をかけて建立しただけのことはある。当初はこんなんじゃなかったってのも有名な話だけど、往々にして「初代」は神格化されがちなもので、それを本当に神様にしちゃったのが東照宮最大の特徴でもあり。

でだ。入って早々、超有名な「みどころ」がある。

神厩舎。の長押に施された細工がそれ。ただですね、

工事中のため、展示してあるのはレプリカとなっております。はい。つーか東照宮って常に工事中の印象あってだね、サグラダファミリアもびっくりみたいな。ともあれ、レプリカでもなんでも現地で展示されているものには違いない。

東照宮といえばコレ。見ざる・言わざる・聞かざるの三猿。実物じゃなくても雰囲気は伝わってくる。

さっき光り輝いてた御紋の下にも、精緻な象の彫刻。動物モチーフが多いのもここの特徴かもしれない。

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