かんさい新視線 (6) 硬貨の絵柄

3連休ってことで更新も連休。別に体調が悪いとかいうこともなく、休日を活用いたしました。初日は車のメンテ、昨日はたっぷり撮影。それで硬くなった身体をほぐしに今日はウォーキング。ふぅ。
さて何事もなかったように年末帰省のお話再開。

駅を出て、近くにある橋を渡った。

宇治エリアの玄関口、宇治橋。道路拡幅で橋も架け替えたっぽい。

たもとには、巻物を広げる平安女子。あ、式部さんね。宇治といえば宇治十帖ゆかりの地、的なアピールもあるようで。

一方、宇治といえば味覚的には宇治茶。

真冬にもかかわらず好天につられ、ついつい抹茶ソフトに手が伸びる。本体よりトッピングのパウダーがガツンと抹茶で、甘い中にほろ苦さを味わう。

通りのあちこちに「茶」の文字が躍る。とてもいい香りなので、つられて帰りにほうじ茶缶をお買い上げ。帰宅後、和菓子のお供などでおいしくいただいております。

宇治に来た主目的はひとつ。

この年(=14年)に改修が終わったばかりの平等院。といえば。

どーん。
平等院鳳凰堂。それこそ鳳凰が翼を広げたような、左右対称の堂々たる姿は実に見事。中でも真正面ビューは当然ひときわ人気を集めており、コンデジやらスマホやらが次々と構えられる。
でだ。鳳凰堂といえば。

10円玉ですよねー。おもむろに財布から10円を1枚取り出し、旦那さんに手タレを頼む。そして実物と交互に見比べる。あー、確かにコレそのものだわ。なお、同じことをやっている人はそこらじゅうにいらっしゃいました。

ぶっちゃけ正面を拝めただけでも十二分に満足ではあるのだが、せっかくなので池をぐるりと回ってそのまま進む。

うまいこと隠そうとして地味に隠し切れていないが、実は中央右側の背後にマンションがある。空気読まずに高層物建てて大騒ぎになり、結果として後の条例制定のきっかけを作ったとかなんとか。景観保護も大変だ。

周囲も庭園として整えられているので、マルチアングルで楽しむのもまた一興。

順路の先にある建物で解説展示を見物して(そこだけ館内撮禁)出てきたら、ちょうど裏に出た。屋根の上の鳳凰が一番近く見える場所は多分ここなのだろう。

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