欧羅巴幻想曲 I ミラノ、商業の都 (1) Finnair AY68, AY1751

さてと。記憶の鮮度とやる気があるうちに、さっさとイタリアのお話を始めることにしたよ。旦那さんとタイミングかぶりまくり(微妙に後追い)だが気にしない。こちらはいつものように文字情報多めでお送りする予定。両方お越しの方は、読み比べて目の付けどころの違いでも見つけていただければと。

まもなく土曜になろうという、金曜深夜。我々はすっからかんの関空にいた。

と一言で書けばたやすいが、ここまでが大騒ぎだった。北摂民専用の高速バス最終便で蛍池から向かおうとしたところ、乗車待ちの間に旦那さんが「キャリーカート破損」を発見。角のひとつがコの字型に割れており、穴が空いていると言ってもいい状態。ひえええ。コンビニへ走り、とりあえずガムテープで塞ぐ。まさか自分がガムテ補修でしのぐことになるとは、どっかの電車を笑えない。

ともかく、いつもと違って実に閑散とした空港内。混んでいたのは同便の客による荷物預けの列(約30分)と、同便の搭乗ゲート前だけ。24時間空港といっても、旅客便はもう我々が乗るものしかないのだ。

完全貸切シャトルなんぞ初めて観たわ。

軽く1時間以上はひまなので、ゲート周囲をぶらぶら。余った外貨を IC カードやアマゾンギフト券に変換する機械、それは到着エリアに置いた方がいいんじゃ。

謎のロボ応答システムも登場。日中ならたぶん動いているのだろう。

今回乗るのは、夏季のみ週3回運航される深夜便。毎度おなじみフィンエアーさんである。お値段的にはキャセイさんで香港経由もありだが、所要時間の短さでこっちの勝ち。

OH-LTT、レギュラーの午前便と違って A330 が所定。過去の失敗(特に昨年のウィーン帰り)を踏まえ、事前にあれこれしておいたので、座席割り当ては心配無用。快適さはお金で買えるのです。

だがしかし、金ではどうにもならないこともある。
なんとこの AY68 便、ドアクローズからタキシング開始までに65分も要した。パイロット氏曰く「フライトプラン変更で管制塔と合意できず、その影響で給油が必要になった」とかなんとか。旦那さん見解では 06L 上がりを嫌ったのではないか説。実際、飛行中は普通にいつもの経路で飛んだからね。
て、乗り継ぎ大丈夫なんすか。もともと2時間ちょっとしかインターバルないんやで。

とはいえ乗客にできることは、深夜便最大のメリット「寝てる間に到着」を実現すべく寝る努力のみ。機内食も1回目は全力スルー。以前たなぼたビジネスクラスでゲットしたアイマスクと、このために仕入れたノイズキャンセリングヘッドホンの効果は絶大。さすがに熟睡とは言い難いものの、それなりに休息をとることはできた。
あ、ただし、音楽抜きでノイキャン機能だけ使うなら、機内オーディオにはプラグをささないことをおすすめします。さすと強制アナウンスがやかましい。

多少巻き返したものの、ヘルシンキ到着は結局40分延。ずいぶんはしっこに来たと思ったら、新設エリアだった。

降機ゲートが新設なら乗り継ぎゲートも新設。荷物スキャナに旦那さんのパスポートケースが吸われるハプニングはありつつ、無事通過。続いての EU 入国ゲートは早朝ゆえに自動ゲート閉鎖、有人窓口利用となるが、2人まとめて簡単手続き、行列要らずで助かった。
そしてさらに助かったのが、乗り継ぎ便 AY1751 もまた20分延。同一ゲートの前便(アムステルダム行き)遅延によるようだ。

中盤からは飛んだことのない空域。人生で初めて観たアルプスは、快晴も手伝って実に美しかった。

これも毎度おなじみ A321(OH-LZH)は、ちょっとがんばって9分延の到着。ちっちゃいから野置きでタラップ降機もわりと楽。

と、いうわけで。イタリアはミラノにやってまいりました。

でもこんな綺麗やったっけなぁ。いや、大昔このマルペンサ空港は乗り継ぎで使ったことあるけど、深緑に白字のサイン類くらいしか見覚えがないや。

ガムテ補修箇所は、擦り切れつつも無事だった。上から補修を重ね、まずは市内をめざす。

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