欧羅巴円舞曲 I ブダペストの空 (2) Finnair AY1255, Liszt Ferenc Nemzetközi Repülőtér
8 Jul 2018
ようやく雨が止んでくれた。週の半ばからずっと降りっぱなしだったので、久々に梅田まで出たよ。カードリーダーを買い直したり、生活費用の財布を新調したり、カフェで一息ついたり、ついでにひと狩り行ったり。いやー外出してすっきりしたー。
さて欧州旅はまだ始まったばかりでございまして。今回は注釈多め。
使徒ニョロエルがちょっとこわいので、今回のちょっとこわい(?)話をひとつ。
日韓用自動ゲートの長蛇の列に30分並んだ(次は有人ゲート使おうかなと思うレベル)後、入国カウンターでのこと。我がパスポートをめくった係員氏、にわかに険しい顔をして “Glue? No, no, no!” と。なんと、昨年プラハ行きでまったく同様にヘルシンキ経由した際には無問題だった「香港の出入国レシートを糊付けした箇所」が厳しく指摘されたのである。「糊付けしていいのは入管の係員のみ」っぽいことを言われた後、過去2回の香港レシートは容赦なく剥がされた(さすがに没収ではなく返却)。いやいや去年なんも言わんかったやろー。いつからそんな厳しくなったんかなぁ。まあええわ。みなさんもご注意のほど。
と、そんな話はさておき。
ヘルシンキ寄ったらやっぱシナモンロールでしょー。昨年のラストフライトと同じ店で、もぐもぐ。
しかし相変わらず日本人だらけである。ちょっと歩けば同胞に当たる。お前が言うな案件。
乗り継ぎ機は、1便目の機内で確認した通りのゲートにもう着いていた。
OH-LZE(A321)。欧州内でちょこちょこいろんなところを飛び回っているようだ。
2便目でブルーベリージュースを頼むのももはや恒例。軽く寝落ちしつつ、基本はのんびり過ごす。
機上にて日本時間での日付は変わり、ほどなくしてようやく今回の第1目的地・ブダペストに到着。
そこそこ綺麗にしてあるけども、この先のバゲッジクレームへ続く階段はなかなかに味わい深い雰囲気があったりなかったり。ともかくカートを無事引き取り、レーンのすぐそばにあった機械で現地通貨を作る。
あ、ちなみに今回初めて「クレジットカードで現地通貨のキャッシング」を利用してみた。ハンガリーの通貨はユーロではなく独自単位「フォリント(HUF または Ft)」なので、うっかり両替しすぎるともったいない。諸々調べた結果、Euronet という企業が設置する ATM が多数あるらしいと判明したため、手数料(VISA では1回 108 円)は必要経費と割り切って使ってみることに。これが結果的に大正解。ATM は本当どこにでもあったし、1000 円程度の少額から引き出せたので、記念にとっておく小銭を残す程度で綺麗に使い切った。
さて、現地通貨ができたところで、移動しよう。
到着エリアの端っこに、今回ガンガンお世話になる予定の BKK(ウィーン同様の交通公社みたいなもん)のカウンター。そこでまず、市内へ出るシャトルバスの片道きっぷを購入。900Ft って高そうに聞こえるけど「360 円」だからね。
なおシャトルバスには、市内中心部まで行く 100E と、途中で合流する地下鉄 M3 の駅まで行く 200E の2路線がある。今回は 100E を選択。というのも、M3 が大規模工事で土日終日運休(平日でも夜間運休)だったんすよ! いくら 200E の方が安くても、バスから代行バスへと乗り継ぐのはめんどくさい。
出口(上写真の一番奥)から右へ少し進むと、路線別にバスのりばがある。
我々は有人カウンターで購入したが、バス停脇の券売機でも入手可能。でね。
この券売機(Ticket Vending Machine 略して TVM ←公式略称)が超有能。英語対応は勿論、複数まとめ買い可能、クレジットカードも標準対応(Bankkártya=Bank card は銀行のキャッシュカードというよりクレカの意味)。そして ATM 同様そこらじゅうに設置されている。少なくとも我々が利用した電停にはすべてあった。めっちゃ便利。
そうこうするうちに 100E 登場。乗車時にきっぷを係員氏に渡すと、てきとーに端っこを破って返してくれる。これで改札完了。ゆるいね。
連節バスなので結構乗れる。我々の後にもどんどん乗ってきて、座席がほぼ埋まった状態で出発進行。
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