北総パノラマワールド (5) 風向が惑わす
20 Apr 2011
いろいろ形にしたいことはあれど、意外と時間がありそうでない。過去記事(現バージョン以前)の整頓もいずれなんとかしたいんだけど。頭をひねりつつ、先月の成田のまとめラスト。
時は既に15時台後半。朝から行動していたこともあり、そろそろどこかで区切りをつけたい頃合い。よし、アレを基準にしよう。と決めたのがタヒチヌイ。ヌイって響きがかわいいけど何だろうと帰宅後に調べたら、英語にすると great みたいな意味らしい。
ついでにお名前を調べると Mangareva とは島の名前。
青空にあってもなお目立つ、水の波紋を思わせる水色。多分「かわいい」イメージの一端は、尾翼とウィングレット両面の花だと思う。
じゃ、そろそろ撤収…と、なにげなく地上に目を移して、一同「ん?」
そういえばさっきからずっとこちら側に顔を向けていたデルタが、はしっこまで来た。ま、まさか。このタイミングでランチェンっすか!
そのまさかだった。
ぶはぁ。と派手に巻き上げたのは煙ではなく、地上にたまっていた埃や塵。これが観られたのは最初の1本だけだった。ある意味貴重。
そして続行のメヒコも当然こちらから。すいません、こないだまでエジプトと紛らわしいなぁとか思ってました。なんか尾翼の顔がスフィンクスっぽいんだもん。それはともかく、メタルな機材は光沢が美しくていいね。
よし、今度こそ撤収…と、なにげなく空を見上げて、一同あわてて再スタンバイ。
着陸きちゃったー! 離陸があっちなら着陸もこっち。た、確かに。
おぉ、木々のすぐ上に機体が。実はわたし、ここでの着陸撮影は初めて。この際デルタでもなんでもいいっす。
傾きはじめた陽を浴びて、大きな機体はわたしたちとマロウドの間をすりぬけて滑走路に降り立った。
こうして今度こそ本当に撮影は終了。日帰りで朝から晩までおなかいっぱい撮った1日。よもや、1週間後にあらゆる事象がひっくり返るとは知る由もなかった、平和な土曜日だった。
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