約束と実践の未来

当家、日常の「わりとしょーもない挙動」が一致することがたまにありまして。しかもちっちゃい頃からやってたタイプの些細なやつ。今日新たに1つ判明してしまい、夕食後ひたすら笑い転げていた。まだあるんちゃうか。
さてこちらも2月3連休から、今度は空のほうへ。

昼過ぎ。ぶらりと出かけた先はターミナル。理由はそのうちおわかりいただけるかと。で、着いたらなにかいた。

緑の ANA。
ひこうきがコーポレートカラーと関係なく緑をまとっている場合、条件反射で「エコジェット」と呼んでしまいがちだが、それは JAL。こっちは ANA Green jet というらしい。同社で緑塗装はエコボン以来だそうで。

左面には葉っぱ柄に混じって、自社で設定したキャッチフレーズっぽいものが書いてある。

いうまでもなくこの JA874A は国内機材で、国際向けにもいるとのこと。

と、飛ぶところを見送るべく待機していて、足元に気になるものを発見。

おっ。あれはもしや、遠隔操作するタイプのトーバーレストラクターでは。

Spacer 8600 と書いてある。数年前から伊丹にもいるっぽいけど、実働シーンはまともに観たことがない気がするぞ。気になる。

そんな地上を横目に 787 の離陸。

右面は水モチーフ。SAF ってのは原材料とか作り方とかがエコな燃料のこと。へぇ。

でね、なんでこの日パークやランドじゃなかったかはこういうこと。視程があかん。ネタ機でなきゃどうにもならんやつ。

さて、さっきのトラクターはどうだ。しばらくすると動きが。

リモコンをいじると動く。実際はそこそこの大きさあるんやろけど、上から観てる分にはちょっとかわいい。

慎重に前輪へ近づけて、様子を伺いながら接続準備。

最終的に、前輪がちょっと持ち上がった状態で準備完了となる模様。

観察しているうちに、なんかこう電動ペットかなにかを鑑賞している気分になり、正式名称ほっぽって「リモコンちゃん」と呼び始める当家。いや、動線が犬の散歩と大差ないのよ。

出発準備ができました。さあリモコンちゃん、出番だ。順調にプッシュバックしていき、

器用に曲がって定位置へ。お散歩を見守るかのように、ぞろぞろと徒歩でついていくグランドスタッフさん諸氏。

有人トラクターと比べて使い勝手がどうなのかは定かでないが、わざわざ導入するってことは何かしらメリットがあるのだろう。やっぱ効率化とか単純化とかそのへん?

ともかくバック作業を終え、脇の待機場所まで下がる。

そして出発機に手を振る。

こうして無事に1機を送り出したリモコンちゃん。いまんとこ小ぶりな機材専用だが、これからの活躍も期待されるところ。

この光景が観れたので、この日はターミナルで正解だったと納得した我々であった。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。