酷暑、逆風を呼ぶ (5) 地上へ旋回す

年に一度の健康診断。朝食抜き、朝飲んでいいのは水かお茶、そしてバリウムたっぷり(150cc)。毎年言ってるがむしろ不健康って話ですね。そもそも今夏は歯も含めて医者に行く機会が多いんで、健康の大事さは身にしみる。
まあそれはさておき晴天わんほーのお話、後半は場所を変えて。

スカパーを出て、下河原へ移動してみる。案の定大賑わい。わんほーになるとここはいつもそうだ。

梅田方面のビル群、遠方の山々、さらに着陸に向けてターンしてくる機影。いろいろよく見える。

しかしこの運用の際に時折頭をかすめることがある。「珍しい運用だから良い写真」って価値観は、伊丹に詳しい人にしか通用しない可能性が高いという、以前聴いた話。風向きが何であれ、写真として魅力あるものにする努力が大切なんだけど、なかなかねー。どうしても記録の側面が大きくなってしまうもので。

まあそんな難しい話はおいといて、白い機体はビルと山を悠々越えていく。

一方、着陸側のファイナルアプローチはどうしても逆光。それなりに後で補正はするけども。

せっかく下河原に来ているので、着陸過程をひとつの大型機で改めてじっくり追ってみることにした。ちょうど羽田からの ANA が着くところだし。

あ、最初2枚はなんちゃって 800mm ですのであしからず。まあそれ以前に陽炎がとんでもないんすけど。

右に大きく全体を傾けて、最後の大きな旋回。

滑走路に正対するまでは、結構ギリギリまで旋回が続く。スカパーから遠巻きに眺めるのとはだいぶ印象が変わるね。右列窓側からはきっと、いつもの離陸時の風景をそっくり逆回しにしたものが見えていたことだろう。

飛行音の響きがしっかり体感できるまで近づいた頃、ようやく正面を向いた。

という上写真を現像していて、機首付近に矢印みたいなものが写っているのに気づく。この機材自身の地表に映った影ではないか、と旦那さん。

そして滑走路上へ。宝くじの的(タンク)が並ぶ地点を滑空して、

無事着地。ここまで2分足らずのショータイム。朝から各機これを繰り返しているわけで。

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