朧月夜のチャレンジャー

あわあわしつつチョコを渡した1年後、一緒にお好み焼き作ってるとは思わないよなぁ普通。と、そんなしみじみした話はさておき。
HND の皆様の間で「太陽とか月とか」が流行り始めたのに2人で釣られて、1月の満月に突撃してみた。といっても平日は厳しく、かろうじてなんとかなった金曜なので、厳密にはまんまるじゃないけど気にしない。

望遠に不利な 5D を、ごっつい三脚でゴーヨンくっつけさせてもらって、場所を見繕って。月が昇って障害物をクリアしたところで、さあやってみよー。

それでも全然足りないので、なんちゃって2倍テレコン(要するに 1000mm 相当になるようにトリミング)。しかも明るすぎたので大幅補正。今度やるときはがっつりマイナスに振って撮ろう。

10分後。地平から離れると月らしい色になる。そうなる前って相当赤いんやね。移動中にまじで真っ赤なのを観てえらい驚いた。

で。狙いはひとつ、月の真ん前を通過する離陸機。なのだが。

月の位置と、飛行経路と、さらに言うなら機材や燃料搭載量による上昇具合の差。これが全部かみあわないとヒットしないことを、早々に体感。これは大変だー。
離陸したライトの跡をたどりつつ、低い?高い?いける?の繰り返し。

月の出から約40分。ようやくかすり始める。

おんぶ状態。惜しい!
しかしそんなことより、薄雲がかかり始めた。やめてー。月がんばれ。飛行機もがんばれ。
4分後。

結局、真ん中付近にヒットしたのはこの1機だけだった。雲が残念だが、月の輪郭が判るだけましか。あと「トリプルははみ出す」って聴いた意味がすごくわかった。

おまけ。さらに4分後の MD。ほぼ玉乗り。

一番驚いたのは、月自身の移動速度がおっそろしく速いことかもしれない。
この後、どう飛んでもかぶらない位置まで上がった月は雲の向こうに隠れ、短い夜練はお開きとなった。

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