南風は夏の使者 (1) 茂る草原

すっかり梅雨らしい天気が続くようになったねぇ。湿気もさることながら、雨だと窓全開ってわけにもいかないから微妙に蒸し暑くなるのが厄介。うまいこと工夫しつつ過ごしていかんとね。
さてここからは5月中旬、久々に羽田界隈にて。

どのくらい久々かというと、おそらく3月末の大荒れの海以来。あの日とはうってかわって、空港周辺は五月晴れの青空に包まれていた。

海には中型のクルーズ船が浮かび、2階に集った人々が空を見上げていた。手に持っていたのがスマホ等軽い機材だったから、撮るというよりは眺める目的か。

我々が乗ったのと似たような形の屋形船もいた。あちらさんの方が若干機材が本気やね。まあ例の皆様には及ばないが。

それはともかく、もはや夏をも思わせる陽射しの中、我々は城南島の片隅に。

ただの JAL かと思いきや、なにか絵が描いてある。どうやら WAON ジェットというものらしい。へぇ。初めて観た。この角度では正直あんまりわからんが、原寸大でよーく観たら確かに飛行機に乗った犬の絵が。

あれ、フィリピンだ。成田ではわりとちょいちょい観るけど、羽田来てましたっけ? と思ったら、3月末に就航したばっかりのようで。たまに来ると新ネタを拾うのは仕様かね。

あのとき嵐の中で「これが最後の1本」とおまけで粘らせてもらったキャセイも、今日は余裕のアプローチ。

誘導灯の赤い梁を望む空き地は、相変わらず空き地のまま。ここになにか建つ日は来るのだろうか。

時が経つ程に「草地」は緑豊かになり、花が咲いたりひばりが営巣したり。

東京の喧噪をほとんど感じさせないロケーションをしばし堪能。しかしあまりにも暑いので、車中避難を兼ねてちょいと場所を移すことにした。

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