あらしのあとに (3) パラレル奇跡

今日はやけにひらめきが冴えていた。かといって最終成果に結びつくとは限らんのだが、さくさく手が動くと作っていて気持ちいいわけで。多分このカタルシス欲しさにやってんだろうなぁ、今の仕事。
まあそんなこんなで土曜の羽田ラスト。

休憩がてらというか、B8 が撮りたいと旦那さんの希望により、ついでにインターにお立ち寄り。さっき何本か降りてったから、離陸機も少しはあるだろう。

相変わらず雲がおもしろい。ただその雲が西の空に展開していた関係で、離陸機に光をあてることができたのはほんのひとときだった。

しばらくして、滑走路端に「さば」の姿を確認。インターから A 滑走路を撮るとちょうど浮いた瞬間のタイミングで照明柱が刺さりまくるので、そのへんはさておき。

今日も颯爽と飛ぶ 801A。一方、その背後ではロゴを消された MD たち。こうして世代は入れ替わっていく。

ほぼシルエットと化した機体を、残照を浴びた雲が迎える。たまたま通りかかった鳥たちが、雲にスマイルをトッピング。

一直線に高く高く上昇して、遥か彼方でようやくターン。それはやっぱり、しつこく沖に残る不穏な群雲の上へさっさと抜けるためだったのかな。我々が橋へ向かう途上に観た南行きの離陸機は、逆にとても低く飛んでいた。天候によって飛び分ける、空の知恵。

ところで羽田といえば、以前から撮ってみたいシーンがあった。16L/16R のパラレル離陸。

といってもこちらでタイミングをいじることなどできない。よって、過去にも2タミでほぼ点にしか見えない絵を押さえるのがやっとだったように、このような証拠写真で終わることが大半だった。のだが。

18時頃にもう1本あるはずの B8 を待ちつつ、通りかかったソラシド(旧世代・リペイント済)を練習台にしようと追尾開始。そのとき。

なんか後ろにいるし!
と気づいた瞬間に激写。滑走路が平行に2本あり、トラフィックも多い空港ならではの、興奮の一瞬だった。ちょっと観に来ただけと思われる家族連れの方なども大喜び。しかもよく観ると3機いるところがミソ。

さらに10分後には、最初は単独飛行で終わると思ったら上がりが早く、またしてもソラシドのファインプレー。どっちにしろ、光量のなさだけが悔やまれる。

飛ぶはずの B8 はあの雲の影響で到着遅延したのか、出発も1時間延とわかったので、この日はここでおひらき。なんだかんだで大変疲れたが、最後のデッキは概ね日陰だったので助かった。

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