おひさまと水の国 (13) 神様の隠遁・2

土日に目を使いすぎたようだ。そういう時に目が痛くなるのは判ってるのだが、仕事でも趣味でも目使わないとなんもできんからなぁ。だからこそいたわれって話なんやけども。気をつけよう。じゃ、戸隠の後編を。

わたしが息を切らしながら登る一方、旦那さんは「これ最後には人1人分の道幅になったりして」と笑う余裕も。しかし、それはあながち大袈裟ではなかった。

最後の石段。まじで幅狭くなっとるし!

というわけで、へろへろになりつつどうにか到着。

だがしかし、そこには大行列。この狛犬の奥に手水場があり、ここに並ぶ列と本殿への動線がおもいっきり被っているために渋滞発生という、なんとも言い難い事態。ここまで来たのでちゃんと手洗ったよ。

というわけで改めて。

戸隠神社の奥社でございます。なんとなく天岩戸絡みっぽい名前だなーと思っていたら、本当にそうだった。何はともあれ、ごあいさつ。

どうにか目的を果たせて安堵。見上げれば、ようやく夏らしい色に出会えたなと実感する青空。

で。来たからには必然的に復路というものが発生するわけで。今度は 2km の下り。

往路に見かけてやたら気になったものを思わず撮る。いや、まるで車の広告のような光景だなと。よく観たら「社用車」だった。会社じゃなくて神社の。

大木にそっとさわってみた。予想よりふわりと柔らかな感触。

木漏れ日が木々の足元にいろんな表情を生み出している。

帰り道には、こういったものを眺める余裕も出てくる。勿論足元には細心の注意を払って。

門を過ぎれば道もだいぶ平坦になる。しばらく行くと、なにやら人だかりが。皆一生懸命なにかを撮ろうとしている。どれどれ。

オニヤンマだった。産卵の最中なのか、盛んにお尻を水につけては離す。

こうして戸隠参拝は無事終了。他のお社に回るだけの体力も時間もないのでスルーして、少し行ったところで見つけたそば屋で昼食とした。またそばかよって言わないように。

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