試される星都 (6) 歓楽街の名物巡行

ひなまつり。なので桜餅買って食べたよ。どうやら、うちの実家では今年も飾っている模様。しまい忘れると嫁に行き遅れるというが、嫁に行った後飾るのはどうなんだ?
さて本日も札幌のお話、初日ラスト。ちょっと電車入ってるけど、割合的に非鉄写真が多い感じ。

せっかくこんな遠いところまで来たのだから、多少は観光っぽいこともしよう。

駅ビルを外から眺めると、思いのほか巨大だった。ほら、空港からは直接乗り入れちゃって、宿までは地下鉄だったから、札幌駅で地上に出たの初めてに等しかってん。

ロードヒーティングの効いた歩道では快適に、そうでない歩道は慎重に、てくてく歩いていくと、やがて大変よく知られた場所に到着する。

ほほぅ、これがかの有名な時計台というやつですか。
既に見学タイムは終了していたものの、雪の中たたずむ白亜の姿はそれなりに雰囲気がある。日本三大がっかりと言われているらしいが、そこまでがっかりじゃないよ、と旦那さんから事前に聴いていた通り。これを上回るがっかりなんぞいくらでもあるだろう。

強いて言うなら、周囲が断然高いビルばっかりで風情の欠片もないのが減点理由か。そりゃ草原や森の中に立ってりゃ言うことなしだろうけど。

もうちょい歩くと、また別の名所が。

ほほぅ、これがかの有名なテレビ塔というやつですか。
何かというとすぐ高いところに昇る我々でも、さすがにこんな暗闇で昇るわけもなく。とりあえずイルミネーションとして眺めておいた。

おなかすいたねぇ。元はといえば、夕食をすすきの近辺にしようということでさっきから歩いていたのだ。

ほほぅ、これが以下略。絵に描いたような繁華街、すすきの。その中に位置しているのが、これまた名所っぽいスポット。

札幌といえばラーメン。てなわけで、ラーメン横丁。なんか元祖とそうでないのがあるらしいが、店の多さで元祖に決定。なんとなく入ったお店で、みそじゃがバターとかいうものをいただいた。美味かったよ。

そんな食事を挟み、カメラマンとしての我々の視点は、早くも別の電車にスイッチしていた。

終着駅の傍らで、キュートなキャラに心奪われたりしつつ、狙っていたのはこちら。

札幌市電。実は今回の旅の最大の目的はここにあった。路面電車好きというのも我々の大きな共通点のひとつなもんで、こうして少しずつ全国各地を回ろうということなのだよ。ま、旦那さんは2周目なんですけどね。

近隣のノルベサというビルの上には観覧車。これも乗るのはパスして、風景になっていただく。

そして、通り沿いのビル屋上の派手な広告に、改めてここがすすきのであることを認識させられたのであった。
こうして初日の行程は終了。翌日に備えて、いつにも増して早寝早寝。

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