ジャンボジェットの帰還 (3) 煙を描く

おうちでチーズフォンデュをやってみた。が、これは専用鍋があった方がよさげ。この調子でなんでも専用道具を買っていてはきりがないので、頻度によって検討するということでひとつ。
では本日も伊丹 747 のまとめ、本番その2。

着陸への対応を考えて、ちょっとだけ移動。

うまい具合に視界を確保出来るスロープが空いていたので、こちらに陣を張る。
それにつけても、未だかつてスカパーにこれほど人が入っているのを観たことはないような気がする。ガチ撮影の人だけでなく、ただ観に来たってニュアンスが漂う家族連れなどもかなりいたし。我々の1段下でも家族連れがいて、お子様が延々とお菓子食べてたので、撤収後は鳩のえさ場と化していた。

ふりむけば大観衆。この日は駐車場の開門時刻も飛来に合わせて朝6時に繰り上がったというが、開いた途端に満車御礼だったというから恐れ入る。

主役が主役なので、それ以外の機材がすっかり「練習台」扱いにされていた感はある。

さすがの最新鋭も今日ばかりは引き立て役状態。同一機体ではないかもしれんが、朝いちに定期便として飛んできて B4 の通過ルートにヒントをくれたのも B8 だった。

それはそれとして、両翼のそっくり返りの見事さは健在。

中型機以上の着地点を観察しつつ、本番に向けてシミュレーションを繰り返すうちに、出たりひっこんだり忙しいお日さまの機嫌も上向いてきたようだ。

そんな中、ぐるーっと南端まで回り込んで格納庫前経由で配置につく放水車。どこでやるのかなと推測しつつ行方を追ったが、やはり定番のブリッジ前ということになった。

遊覧飛行は、聴くところによると富士山や東京まで視程に入れてきたらしい。それでも気流などを上手に使ったのか、30分近く離陸が押した割には、戻ってくる頃には15分押しまでタイムラグを回復していた。

上空は横風がきついのか、明らかに左へ顔を振った状態での進入。

周囲から声が消え、ひたすらシャッター音だけがこだまする中でのランディング。

タイヤが着地するのが先か、4発のエンジンが画角からはみだすのが先か。近距離故の迫力からくる悩み。結果は既報の通り後者でした。

そしてアーチをくぐるのを見届けながら心配していたのは、水しぶきがデッキに達して寒くなかろうか、ということだったりするわけで。そこまで飛距離ないか。

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