秋雨に国際色をのせて (1) 伸身の巨人

本日限りのネタ列車が出るというので、ちょっと見物。お近くの有名撮影地やら駅やら非常に混み合っている中、空いてるとこ(=条件ちょいワル)でのほほんと済ます。寒かったけど快晴でなによりでした。
さて今回も出しそびれシリーズ、11月頭の羽田から。

この日、首都圏はあいにくの雨。にもかかわらず出かけたのは、一度観てみたいものがあったから。日本デビューして間もない「それ」を目当てにやってきたのは我々だけではなく、デッキには機材を手にした人がたくさん。
おっ、来たようだ。多少の滴は覚悟で、ターゲットを追う。

というわけでこちらが本日の主役、日本初の 747-8I 就航会社となったルフトハンザ。ジャンボ自体が国内一般旅客機に存在しない中、こうやって海外エアラインが新型を飛ばしてくれるのは嬉しいもんだ。
旧世代と比べて明らかに2階が長いのも目をひくが、エンジンが例のギザギザ、翼端がしゅっとしてる等、787 の技術を活かして生まれ変わった姿はちょっと新鮮。

こちらへ向かってくるのを待っていたら、別のものが現れた。

派手に水飛沫を上げまくってくれたのは、昨今いろいろと大変なスカイマークさん。ロゴがフルスペル入った A330 は、登場当時の企画のこともあって、当家ではミニスカと呼ばれている。ミニどころか他機材よりでかいのは気にしない。

そんなミニスカとルフトさん、実はカラーリングがすごく似ていることに初めて気づく。白地に紺、差し色が黄色系。これは盲点だった。

それはともかく、堂々たるニューフェイスは床面にもその姿を映しながら、デッキ南側のブリッジへと入っていった。

せっかく来たので、もうちょっとだけ撮っていく。

うーんと、あれはチャイナ系報道でよく耳にする新華社通信ですかね。簡体字は大学の第2外国語で習ったきりであんまり覚えてないが、文字の雰囲気でなんとなくわかることもある。

それにしても雨がひどい。ぼちぼち引き上げるか、とカメラをしまいかけたそのとき。視界をよぎった着陸機に、2人ともあわててデッキ外周に駆け戻る。

きゅうりやん!
キャセイの特別塗装。緑の面積が広いから、当家ではきゅうりと呼ばれている。

香港フラッグキャリアの華やかな姿に、つい2週間ほど前(当時)の旅の記憶が鮮烈に甦る。ひらたく言うと「もっかい行きたい」。

こちらに入ってくるのを見届けて、相変わらず雨の屋外から引き上げた。

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