春は西遊 ’13 (9) 六甲の海ゆく白・2

当初予想より時間に余裕ができたので駅付近でいろいろ用事をこなそうと思ったら、夕方から降るわ降るわ。やむなく順延。とはいえあまり先延ばしにできないものなんで、近日中になんとか。
まあそれはともかく六甲ライナー後編どうぞ。

せっかくなので一旦外に出てみるのがお約束。

当路線の存在を知ってはや十数年。隣のアイランドセンターまで乗ってからかれこれ15年以上。終点遠かったわー。拡張する気満々な改札横の柵が覚醒する日は果たして来るのか。

マリンパークの先は、すぐ右折して車庫へ向かう引き上げ線。

大学生のわたしが教習車でガンガン走ったであろう車道。こんな走りやすい道ばっかりじゃ教習にならん気もするが、結果として免許はさくっと取れたからまあいいとしよう。そんな埋め立て地ならではの超まっすぐ道路を横目に、昼寝する編成が1本。

ゆる鉄風味を試みるも、側壁が高いという新交通あるあるが微妙に意図を阻む。

駅前のデッキから降りずにちょっとそこらを眺めただけだが、これは意外と新しいものなのかもしれない。神戸名物の中にさりげなく空港が入ってる。

さて戻るか。終点の滞在時間が短いのは仕様です。

全面ガラスで結構明るいホームで、次の列車を待つ。ラッシュ時以外は2番線発着で固定のようだ。むしろ1番線一切使ってない疑惑。接近表示消されてるし。

折り返し乗ることになる電車が到着。ここもガラス張りで撮影は楽勝だった。

しかし教習当時からずっと思っていたことだが、どうもこの人工島はいろいろ寂しい。建物などハードウェアはたいへん綺麗に整えてあるものの、なんか人が少ないっていうかなんていうか。正直言うと活気が少ない。市街からのアクセスがいまいちよろしくなく、アイランドセンターの商業施設も苦労しているとか。
住宅だけはいっぱいあるので住民の利用者には事欠かないと思うけど、ちょっとばかり心配になった元神戸市民であった。

そうこうするうちに本土に戻ってまいりました。

新交通の類は道路と一体的に作ることが多いとはいうけれど、それにしても随分アクロバティックな引き方をしたもので。上下に分かれて走る高速の間を突っ切るとは。
なお、ここの車両にはちょっと凝った装備がある。これも学生時代、西日がきつい頃に体験して以来。

瞬間くもりガラス。確か沿線のプライバシー云々でつけた機能だったかなと記憶していたが、まさに魚崎近隣のマンションにさしかかったところでくもり発動。六甲名物にお目にかかれてなにより。

なわけで乗りつぶしは終了。だがしかし、あえて魚崎で降りる。次の行き先の都合でね。

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