バースデーケーキ、走る (1) 橋の上で

おしごとが佳境に入ると更新が止まるのは仕様です。もう何度書いたかわからんけど、本当に IE6 対応に気を遣わなくていい時代に早くなってほしい。
さてさて。やっと10月の話。西の地で路面ネタ車を追っかけ回した翌週もやっぱり路面ネタ車だったの巻。

土曜日。そしてアレの運行初日。ということで、現場はなんだか人が多かった。

車の被りがないことを祈りながら、歩道橋上に陣取る。勿論、通行を妨げないように欄干に貼り付いて。
そう、そこに見えている警備員さんもアレに備えてのことだった。歩道橋の上にも、そして後の写真で出るけど横断歩道の脇にも。

人はどんどん増える。交差点を取り囲むこの歩道橋にも、いつの間にやら十数人。いやもっとか。

ここがベストポジションかというとなんとも言い難いところ。車を避けつつ、手前の信号も避けたい。あとは運次第。

狙いは手前線路の方だけど、練習にはなんでも使う。

予告されていた通過時刻を過ぎること、10分少々。高架の下に、他とは明らかに一線を画す白いあいつが現れた。

信号が青になる。あー、そこの車はよ行けー。

まぁ青なんで次々来るものはどうにも回避できず、これが限界だった。内部の装飾ははっきり判ったからよしとしよう。

というわけで、この日は都電100周年記念で33年ぶりに花電車が出るというので来てみた次第。33年ぶりって言われても前回の記憶ありませんがな。震災の影響で延期を食らった結果、ハッピーバースデー以外にがんばろう日本がもれなくついてきたようだ。

しかし、そば屋側で待っていた人がいたら涙目やな。ただ旦那さんによると、ここはかなりの確率で上下線同時に来るから、このかぶりは余裕で想定内とのこと。
そんなことより、なんやその人混みは。

歩道橋上はなんとなくスペースの住み分けができていたが、あっちはさぞかし大変であったろう。それをおもしろがって高みの見物と洒落込む人もここにいたわけで。