電車の街のまつり (3) 黄昏を待つ

いやー寒かったわー。まさか7月に1日中長袖着て過ごしたり、雨止んでも窓開けずに過ごせたりするとは。おそるべし台風。後でふとん出さなきゃ。そんな季節外れなことをしつつ、今日も江ノ電のお話。

このくらいの時刻になると、帽子を被らなくても過ごせる。

頭上では軌道沿いの街灯を繋ぐように縄が張られ、紙垂が舞う。玉串とか紙垂とか名称わかんなくて、これ書くためにだいぶ調べたのは秘密。

ぼちぼち暗くなってきた。

夜の撮影になればもっと ISO を上げたいが、この段階では空の色を出すためにぐっと我慢。

電車に合わせて道を空けるよう知らせる、警備の人も増えてきた。

しかし、そもそも大半が地元の皆様。電車が2本行ったらしばらく来ないことは百も承知で、しばらくすると道は埋まる。いくら電車がいないとはいえ、直線に延びる線路のど真ん中に立ち、人々の行き交う姿をのんびり撮れるのも、祭り故のこと。

で、肝心のお祭り。18時になったら即開始かと思いきや、もうしばらくかかりそうだ。

空の具合も気になるし、おなかもすいたし。駅前のコンビニでおにぎりと飲み物を仕入れて、ちょっと軽食することにした。

その空をどう描写するか悩みながら振り返ると、そこにいい額縁があった。季節に応じて変わる幕には、波打つ海とウインドサーファー。こんな遊び心を織り込める幕車が好き。

どこで食べるか思案しつつ、海辺に出てみた。

あー、夕焼け終了のおしらせですね。しかも上空には無数のハンターが待ち構える。こりゃおとなしく「屋根のあるところ」で食べるべきやな。うん。

ということでまた乗る。今回、1駅2駅単位の乗り降りが超多かった。まぁ江ノ電だとありがちなんだけど。

ありがちなのを考慮してもやっぱり、1日2回も鎌高で何か食べてるのは多いと思う。でもって「飲み物」が、ぱふゅに釣られて氷結の3%なのは仕様です。ぷはー。

ここのところ日没後まもない海で空を観ると、いつもこんな淡い色合い。夏の気温の高さからなのか。

もうすぐ19時。そろそろ何か始まってもいい頃だ。次の電車で腰越に戻るとしよう。

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