初詣を支える電車 ’24 (1) 短縮する滞在

今年最初の3連休、初日は大変微妙なお天気。一部地域では雨が降ったり、かと思えば都心はよく晴れ…たと見せかけてどんどん曇ってくるし。とりあえず極端な遠出はなしで、日帰り範囲でぶらぶら過ごす予定。明日のことは明日考えよう。
さて、正月っぽい話をもうちょいやっておく。

明けて2日。初詣の2社めを兼ねて、一眼撮り初めに出かけた。

こちらも関西で新年を過ごす際にはおなじみの住吉大社さん。

さすが大手だけあって、コロナ前を思い出すような人出で大いににぎわっている。だが、ちょっと様子が違うぞ。

もちろんおまいり自体は滞りなく済ませたのだが、かつて境内の駐車場などで大々的に開かれていた屋台が、ない。1軒も。
同じ疑問を持った人に回答していた中の人の言によれば、5日までは屋台なしという方針であるらしい。なんだってー! いや、意図はわかるんだけど、昼食を屋台で食べ歩くことしか想定していなかった当家は大困惑。撮影を手短に済ませてから考えるか。

とりあえず表通りに戻ろう。

どっちにしろ境内の混雑ポイントでは止まらず歩くよう随所で案内が出ていたし。

てことで、今年もやっぱり住吉シフトを敷く阪堺さんの輸送体制を見学いたしましょう。

ここぞとばかりにキャパのある堺トラムも活躍する。

ただ、おそらくはそれより効いているらしいのが高頻度運転。

ひたすら来る。なんなら1本去らないうちに来る。手旗で停止位置制御も慣れたもの。

久々に来たので見慣れない色の電車。電停にたまった待ち客を飲み込み、さっさと去る。そしてまた来る。

もちろん、非常に見覚えのあるいつものやつも大量に走っている。阪堺といえば岡崎屋と恵幸商事。

特に前者は猛烈に多い。視認性も高いから目立つ。

パンダも元気に走っていた。当家が白浜行った直後くらいに数頭減った(国に帰った)んだよな確か。

と、しかくい枠の電車に飽きてきた頃、ようやく見えてきた古めのフォルム。

今回改めて気づいたことがひとつある。メインルートの信号、どうやら電車に合わせてその場で制御しているように見える。歩行者をある程度渡らせといて、

電車が来たら電車側を青にして電車を通して、

通過次第また歩行者を行かせる。車道信号が青になるのは完全に「電車が通るときだけ」。そのへんから状況を監視して手動で開けてなければできない、細やかな切り替えが毎回行われていた。

スムーズに信号を越えた、真っ赤な 501 形がいい音で出発していく。

古い世代の車両が出てくる好機と言われている正月期間。もうちょっとだけ粘る。

乗り降り場所を分離、天王寺方面はさらに分離という、例年通りのスタイル。

やってきたのは 351 形。こちらは真っ青、最近この世代の広告車は前面1色が定番のようで。

どうやらこの日は長老が見当たらないようだし、おなかもすいた。今年はこのくらいにしておこう。

なお、昼食は南海の高架下にヴィドフランスを発見して事なきを得た。年末に東京でモスってなかったらロッテリアにしたかも。いずれにせよ助かった。すみよっさんの屋台展開時期、もしかしたら今後も同様かもしれんので、来年以降行くときは気をつけよう。

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