それ行けカープ電車 (2) 角の分岐
4 Oct 2016
大きな台風が近づいている模様。明日出かける用事があるんで直撃したら嫌やなーと思ってたのだが、どうやら関西ではそんな派手な悪天候にはならずに済む可能性が。とはいえ、一応それなりの備えはしておこう。
では引き続き先週末の広島から。
満腹になったところで電停へ戻り、午後の運行に望みをつなぎつつ、なんでも撮って待つ。
というのも、近年順調に進む LEX の増備を受けて、第1世代とでもいうべき昭和中期の単車たちの引退がささやかれるようになってきたから。当たり前のようにバンバン走っている今こそ撮るべき相手。
この世代の最大勢力、元京都車とて例外ではなかろう。
そして最古参組の元大阪車も。故郷で常時公開されている保存車が実質ないことを考えると貴重な存在だが、今後はどうなるのだろう。
何年かすると、昭和末期頃の第2世代が「旧車」のポジションについているかも。
一方、宮島と結ぶ2系統はながーい車両の独壇場。電停のすぐ南に大きなカーブがあるので、長さを堪能するにはもってこいのロケーション。
海外メーカーの車両を使う難しさを教えてくれた初代ムーバー。
なんとなーくバブルの残り香を感じさせてくれる 3900。
と、その弟分 3950。低床ではないものの、このへんはまだまだ活躍が続きそう。
時折、目を引くラッピング車両もやってくる。宮島アピールがすごいと思ったら廿日市。なるほど。海洋生物がやたらかわいくてツボる。
と、車両長がまるで違う路線の分岐点になっている土橋。停止位置も行き先によって分けられている。江波なら「江」、西広島=己斐なら「己」。
その「己」を眺めて旦那さんが「へびっぽい」。あーもうへびにしか見えん。
結局、本来紙屋町に着くはずの時間を過ぎても花電車は現れなかった。はっきり霧雨を実感できるくらいには降っていたからなぁ。もし次の機会があるなら、広電さんには是非とも「運転台をちゃんと雨天対応にした花電車」の導入を検討いただければ幸いです。
て、土橋でこんな詰まるの珍しいな。なんだか運行間隔がぐだぐだになってきたところで、諦めて狙いを変更することにした。
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