ちょっとオフピーク (2) 草躍る道
28 Jun 2013
実家から高級海苔が届いた。お中元ではなく法事の返礼品(のおすそわけ)らしいのだが、小学生の頃は中元歳暮といえば海苔が待ち遠しかったものだ。ごはんに味のり載せて旅館気分味わうのが至高、みたいな。
と、そんな小市民な思い出はさておき、本日も5月末の江ノ電沿線から。
植物に疎いので名前は判らないが、何かもふもふした綿毛をつけた草が気になり、これを活かしてみることに。それぞれファインダーを確認して、お互いがフレームインしないように気を遣う。
ざわわな感じで。むしろもうちっと草の丈があってくれると雰囲気が出るのだが、まあそれはそれ。
ポジションを変更して対向列車も。こっちの方がイメージには近いかな。海の見えるチャペル、この時間帯は挙式がなかったようだ。
鎌プリといえば、横の坂も撮影地としてよく使われているかと。
海の前を走る電車を収めるお手軽スポットだが、右奥のファーストフード屋を隠しつつ障害物避けというのは微妙に難しい。
陽が傾き始めたので、半逆光を期待してさっきの草むら脇に戻る。輝くような表現をするには、ちと光線状態が合わなかったかな。
いやーなに撮っても修行やわー。疲れたからおやつにしよう。
休憩のために鎌高まで移動して、ベンチで海を眺めつつ、ちえのケーキ(前回参照)で買ったマドレーヌをおいしくいただく。もふもふ。素朴な味わいがいいね。
そこへえのんが現れた。今日は嵐電と一緒にお仕事のようだ。
走るえのんを見守るゴミ箱えのん。鎌倉で観たのと絵柄が違うのは、どうやらゴミの種別によるらしい。駅員さんバージョンはあまり見かけないが、もはやえのんである必然性がほとんどなくなっている件。
ど逆光を承知で、鎌高付近でもちょっとだけ撮る。
もうちっと調整するとモノクロの絵として成立するかも。それにしても、相変わらず車もちゃりも多い。海を観るためにあえて渋滞に巻き込まれる、くらいの考え方をした方が幸せだったりして。
さて、休憩もほどほどにしてもう少し回ってみますかね。
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