空とレールと秋散歩 (7) 神様にご挨拶

機器のつなぎかえをやって無事成功したのはいいが、これまだ仮配置なんだよね。赤白黄色とか同軸とか、また買いに走ることになる気がしてならない。
阪堺はそろそろ佳境なんだけど、ちょっと寄り道も込みで。

南海と直交する通りに出て、ほんのちょっとだけ歩くと、向こうに大通りが見えてくる。その通り沿いの店のディスプレイがどうにも気になり、彼氏さんに頼んで1本だけ通過を撮らせてもらうことにした。

いや、そこの真っ赤な酒樽がいい味出してんなぁと思って。

住吉鳥居前電停。その名の通り、住吉大社の最寄りがここになるようだ。

鳥居のある方に向かって徐々に大きくなる灯籠に見守られて、電車が行き交う。

よく観たら明治生まれだったり。

というわけで、ここまで来たら住吉さんにお詣りしていくのが筋ってもんでしょう。

立派な松と鳥居に見守られながら進むと、奥に立派な橋が。

実に綺麗なアーチだが、歩くと傾斜が半端ないよ。

途中でちょっと立ち止まって、言わなきゃ絶対意味不明な記念撮影。白い帽子がわたしで、青緑っぽい帽子が彼氏さん。ね、言わなきゃわかんないっしょ。

で、おまいりおまいり。

階段を上り、この鳥居と門をくぐると、奥に本殿が見えてくる。って、あれ?

なんか4つあるんですけど。
まさか、どれにお詣りするかでご利益違ったりするのか。どうしよう。でも実際のところ、住吉さんに関する知識が全然ない状態で来てるもんだから判断材料がない。
ので、一番最初に目が止まった第四本宮へ。何をお願いしたかは、わかるね。

先程の階段の手前に、たいそう立派な木があった。

でもちょっと様子が変。よく観ると本体はすっかり枯れており、宿り木に乗っ取られていた。その宿り木も含めて、しめ縄は掛けられている。神様はこうやってあるがままを受け入れるのかも。

そのまま境内を抜け、吉祥殿の前を通って、隣の住吉電停の方へ出た。

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