平和の国のレイルウェイ (12) 想いを繋ぐ

土曜はあれこれ大事な用事で家を空けるので更新ないと思う。早くて日曜夜かな。
さて引き続き路面電車まつりの模様を。車庫公開と聴いて、真っ先に観たいなと思った車両たちも、ちゃんと出迎えてくれた。

そのひとつ、ハノーバー電車。

細っ! 客席部分から運転台に向かって削ったような形状になってるせいもあって、めちゃくちゃ縦長に見える。で、よく観るとこっそりクリスマス仕様。

側面には友好のメッセージが。こう書かれると現地に行ってみたくなるが、ドイツだもんなぁ。遠いよ。

ほほぅ、これがトナカイが乗務していたと噂の運転台ですか。

椅子はこんな感じのようだ。1人席も2人席もロングシート(?)もあり。

結構つやつやである。最近だんだん木製椅子に慣れてきた。

そしてもうひとつ。広電的な重要度はよくわからんけど、個人的になんとなく親近感を覚える由来を持つものが所属している。観れるかな。

いたー!

そう、西鉄ですよ。

厳密に言うとわたしの思い出に刻まれているのは北九州線だけであって、福岡市内線を現役で観たことは一度もないのだが、細かいことは気にしない。うちの路面電車の原体験になった会社には違いない。

八幡の方で観たような気がする連接車も、こんな雰囲気やったかな。

とりわけ懐かしかったのが、実はこのボタン。確か小倉にいた車両の降車ボタンも同じ形状だったはずなんだよなぁ。バスと違って「押した証」が音だけで、ランプで残らないっていう記憶が妙に残ってるんで。

庫内では同郷の仲間が点検中だったりもした。

残念ながら福岡からは姿を消してしまった路面電車だが、ここで大事にされているのを改めて確認できたのはなんだか嬉しかった。

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